バス憧れの大地へ

世界への旅(旅行記)

韓国、エジプト

サッカーラ ~階段ピラミッド

パピルス
ギザから次のスポットへ向かう途中で、パピルスの土産屋に立ち寄った。
パピルスといえば古代エジプトで使われた、現在の紙に相当するもので、文書などがこれに記された。現在の紙の原型が漢代の中国(西暦105年)で蔡倫の手によってようやく開発されたことを考えると、古代エジプト文明が当時としてはとてつもない先進性を有していたことがよく分かる。
パピルスなら、エジプト行きを考え始めた時から土産に買いたいと思っていた。ちょうどいいと思い、ちょっと高いかなと思いつつも、喜んで何枚か買ってしまった(右画像はその一枚)。私だけでなく、ケイコ、タクミの2人もすっかり買い物モードに入ってしまった。
しかし、海外旅行初心者で、現地ツアーに参加するのはこれが初めてという私は、これが現地ツアーに仕組まれた"甘い罠"であろうとはこの時思ってもいなかった。

ギザの次に立ち寄った場所は、サッカーラだった。ここには、エジプトで最初のピラミッドといわれる建造物が建っている。
ジェセル王の階段ピラミッドがそれだ。階段状ということならギザのピラミッドも確かにそういう形をしているが、このピラミッドは段の一つ一つが大きく、62mの高さに対し"階段"は5段しかない。遠くから見ても階段状になっていることがよく分かる。
均整さ、大きさ等、ギザのピラミッドに比べれば見劣りするものの、これはこれで十分に立派なピラミッドである。

階段ピラミッド
サッカーラの階段ピラミッド
これもピラミッド
これも立派なピラミッドである

階段ピラミッドのそばに、小高い砂山のようなものがある。自然にできた砂山かと思いきや、何と、これも立派なピラミッドだという。ピラミッドにもいろいろな形のものがある。

ギザ、サッカーラの近くにはまだ、メンフィス、アブシールなど古代エジプトのロマンをかき立てる場所が幾つもあったのだが、時間の都合で行くことができなかった。次の機会はあるだろうか…。

カイロに戻る途中、車はまた店の前で停まった。旅行社の男に促されて入ってみると、今度は香水屋である。香水もエジプトの名物らしいのだが、パピルスなら興味があったが、香水となると全く興味が無い。香水を売りつけようとする店主の言葉と態度に、男の私とタクミは勿論のこと、女のケイコもすっかりテンションが下がってしまった。3人ともここでは何も買わなかったのは言うまでもない。
今でこそ当然のこととして理解しているが、これが海外でのツアー、というものなのである。旅行社は現地の土産屋と提携し、ツアーに参加した客をそこに連れて行って土産を買わせようとする。恐らく、自分が連れてきた客が買い物をしたらマージンをもらえるのだろう。
ピラミッドを見て古代のロマンをかき立てられた後にこうした俗なところに連れてこられて、3人ともすっかりご機嫌ななめになってしまったが、今にして考えるとこの程度のことをさらりと受け流すことができなかったあたり、私もまだまだ若かった。

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