蘭州 ~取りあえず足跡

蘭州の街中を流れる黄河
2001年7月25日
再び寝台列車を利用して、銀川から甘粛省の省都・蘭州へとたどり着いた。
次の目的地である西寧へは直通の列車もあったのだが、なぜわざわざ蘭州に立ち寄ったのか――大した理由は無い。ただ単に、未到達省である甘粛に足跡を残したかった、それだけのことだ。
観光と言える観光は、街の北部にある白塔山公園から街中を流れる黄河を見たことと、甘粛省博物館を参観したこと位。他にも炳霊寺石窟などの旧跡もあるが、やや不便な所にあり、無理をしていく気にもなれない。
この街では一泊するだけにとどめ、翌朝、西寧にむけて早々に出発した。
2001年7月26日
西寧への列車は、最新式の新車両だった。しかも幸運なことに、私はその便の運行初日に乗り合わせることができた。出発駅の蘭州と到着駅の西寧では、記念式典が盛大に執り行われていた。
中国の交通インフラは、こうして着々と整備されつつある。
<後日談>
その鉄道が"チベット侵略鉄道"に繋がることになるとは当時思いもしていなかった。


