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        海外の旅行記とチベットのこと  by カズ@憧れの大地 

世界への旅(旅行記)

中国・2005年短期

  陽朔郊外~悪夢再来?

2005年5月6日

サイクリング途中の風景
サイクリング途中の風景
雨は夜のうちにやんでくれて、実にいい天気になったが、前日なかなか就寝できず、朝起きるのが遅くなった。
西街のカフェでフランス風の朝食を済ませた後、余り居心地のよくなかった西街外国語学校のドミトリーを離れ、すぐそばにある桂花巷青年旅館(YH)に宿を移す。 ただ、ベッドメイクが済んでいなかったので、ひとまずバックパックだけ置いて出かけることにした。
この日は、陽朔郊外の大榕樹(ガジュマル)や月亮山を見に出かけることにした。これらの場所へ行くにはサイクリングが王道である。西街にはレンタサイクルが数多くあるので、足に困ることはない。

陽朔市街から大榕樹までは約6キロ。日差しは強いが、自転車なので風の感触が心地いい。途中の田園や岩山の景色も、目を楽しませてくれる。農作業する者、ロッククライミングをする者――その中で人々が、それぞれの活動をしている。
大榕樹
月亮山
(上)大榕樹 (下)月亮山

大榕樹には約30分で到着した。
木そのものは思っていたほど大きくはなかったのだが、どのようにしてこのような姿に育ったのだろうかと考えると、やはり神秘的なものを感じる。
それに、ガジュマルといえば、熱帯植物である。当たり前のことだが、ここはやはり熱帯の地なのだ。
続いて、大榕樹からほど近くにある月亮山公園を訪れる。
どこから月亮山が見えるのか分からず、取りあえず山道を登り始めた。
しかし、疲労のペースがいつもより早い。傾斜が急で階段の段差が大きいからか、 荷物が重いからか、暑いからか――いや、間違いなく身体に変調がある。
ようやく、月のように穴があいている、名前の由来になった場所に到着した。しかし、体調のせいか、感慨のひとつもわかない。
それよりも、吐き気が――と思ったところで、出てきてしまった。 どうやら、朝に食べたバナナヨーグルトに問題があったようである。 麓に戻ったところで、今度は下の方ももよおしてきた。
まただ――14年前に桂林を訪れた時に続いて、食中りである。前のように意識を失いそうにまではならなかったのが不幸中の幸いだった。
しばらく休んで少し回復したところで、さっきいた山の上を見てみる。 ようやく、山に空いた穴を拝むことができた。この山は、遠目に見てこそ価値がある。
他にも自転車でいろいろな所を巡りたかったが、この体では無理だ。 来た道をそのまま、自転車でゆっくりと戻った。

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