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        海外の旅行記とチベットのこと  by カズ@憧れの大地 

世界への旅(旅行記)

中国・2005年短期

  漓江下り~山水画の世界、再び

2005年5月8日

桂林に来たのであれば、2度目とはいえやはり漓江下りは外せない。午前8時、宿に迎えが来た。車に乗って竹江の船着場に向かい、外国人専用の船に乗船する。
実は、旅行社で予約をした際、中国語が分かるのであれば中国人用の船に乗ってはどうか、と勧められた。しかし、当時冷え込んでいた日中関係を考慮すると、今回ばかりは中国人の真っ只中に日本人1人で参加する気にはなれず、外国人専用の船を選んだのである。
漓江の光景 漓江の光景
9時40分、船が出港する。桂林の街並みは大きく変わっていたが、漓江の光景はあの時と変わりは無い。山水画の世界が、再び眼前に広がる。
漓江の光景
漓江の光景
薄曇り気味ではあったが、それでもこの刻一刻と変化していく景色を肉眼で楽しみ、デジタルカメラで思う存分に写真を撮った。
船には私のほかにも日本人が3人ほど乗っていた。その中の1人に「どちらからですか」と尋ねると「大きな声では言えないけどJapan」との答えが返ってきた。外国人専用船なのだから気にする必要は無いのだが、やはりこの時期に敢えて中国に来る日本人はデリケートになっている。
おどおどしながらでは、旅の楽しさも半減してしまう。早く、こんな余計な気遣いをしないで済むようになってもらいたい。
もちろん、日本人のほかにも、いろいろな国籍の乗客たちがいる。私は彼らと積極的にコミュニケーションを図ろうとしたが、私の英語力ではどうもスムーズにはいかない。
以前、三峡下りの船の中で中国人と交流しながら、中国留学の腹を決めさせた「この国の人たちともっと、コミュニケーションが取れるようになりたい」という思いを抱いたことがあったが、今度はその思いが英語の方面で顔をのぞかせた。
しばらく景色を楽しんでいると、昼食の時間になった。味は、外国人専用船だからといって何かが変わる訳でもない。街中で普通に食べる中国料理と同じだ。
残念だったのは、見所の一つの興坪を食事中に通過したことだ。私は既にこの光景を見ていたからよかったが、どうしてこういう考えられないスケジュールを組むのだろうか。
昼食が終わると、乗客たちは再び甲板に出て、漓江の光景を楽しむ。
ふと川の中州に目をやると、西洋人バックパッカーたちがハイキングをしている。このまま歩いて陽朔を目指しているのだとしたらご苦労なことだが、こういう漓江の楽しみ方もまたあったのだ。

漓江下りの船上 ハイキングをするバックパッカー
漓江下りの船上 ハイキングをするバックパッカーも
13時すぎ、3時間半の船旅を経て、陽朔に到着。多くの西洋人が、桂林には戻らずに陽朔でツアーを離れる。船上で交流した彼らとも、ここでお別れだ。 桂林に戻る一行は、30分ほど陽朔を散策。既に3泊もした陽朔だが、それでもここにまた戻ってきたことには嬉しさを感じずにはいられなかった。

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