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        海外の旅行記とチベットのこと  by カズ@憧れの大地 

世界への旅(旅行記)

中国・2005年短期

  寧波―杭州~雨に霞む西湖

2005年10月5日

「南船北馬」という言葉があるように、江南地域では水路が発達している。ここ寧波も余姚江と奉化江が合流して甬江となる水路の要衝に発達した都市だ。川の合流地点は三江口と呼ばれ、上海のもの程ではないが外灘もある。
これらの川のほかにも、街の中心部にある月湖や、南郊外にある東銭湖など、水の光景が豊富にある。
三江口 天一広場
(左)船が行き交う三江口 (右)華やかな天一広場
沿海都市は一般的に発展が著しいが、ここ寧波も例外ではない。特に街中の天一広場は、華やかで若者受けしそうな場所である。
ただ、私の中では寧波と言うと、倭寇が跋扈し、寧波の乱の舞台となった明代の貿易港、というものだった。その名残りを期待して行くと裏切られてしまう。それにまつわる名所は特に見つけることができなかった。
寧波はこのくらいでいいだろう。私は14年半ぶりの訪問となる杭州へとバスで向かった。
東坡肉
東坡肉

寧波から杭州へのバスは、杭州一の景点である西湖へ行くには少々不便な東バスターミナルに到着する。どうせなら西湖畔に宿を取りたいと思い、結構な時間をかけて西湖まで来たが、このあたりのホテルはさすがに高級なものばかりだ。
結局、客引きに紹介された三つ星ホテル・東坡賓館に泊まることになった。私としては清水の舞台から飛び降りるような高級ホテルである。
ホテルは東坡賓館にしたところで、昼食は東坡肉(豚の角煮)にする。前回も杭州でこれを食べたが、ここではやはりこの料理だ。口の中でとろけるような軟らかさがいい。
西湖
小雨で霞む西湖

昼食が済んだところで、西湖巡りに向かう。14年半前に見たあの光景をもう一度、と来てみたものの、生憎の小雨模様で、湖はかなり霞んでしまっている。途中で以前も訪れた岳廟を訪れたりして天気の回復を待ってみたが、一向に良くなる気配は無い。それどころか、夕刻が近くなってあたりは次第に暗くなり始めた。
天気の回復は明日を待つことにして、湖の北西隅に来たところで、湖の西側を縦断する蘇堤を歩いて渡ることにした。上海を歩いて痛めた脚も、マッサージのお陰ですっかり元気になっていた。次第に暗くなっていく西湖の景色を楽しみながら、4kmほどの堤をゆったりと歩いた。
夕食をどうしようかと街を歩いていると、神田川ラーメンという看板が目に留まった。旅先で日本料理店に入ったことが無い私だったが、大連では見られない店だったことからここにすることにした。
このような店は、以前来た時には見た記憶が無い。大連ほどではないだろうが、ここ杭州に在住する日本人も多くなってきているようだ。

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