ギェルタン(シャングリラ)-4 ~桃源郷の風景
注:ギェルタンとはシャングリラ(香格里拉)の名で知られている街で、現状中国雲南省に属しているが本来チベットの版図に属する。
2007年6月18日
この日でギェルタンを離れ、中国に一旦戻ることにしていたので、チベットの民族衣装、チベット風の木造家屋、チベット僧、チベット寺院、マニ車といった、ここで見られるチベットの風景もひとまず見納めとなる。古城内を散策したり、高台に上ったりして日中の時間を過ごす。
市街地から西へ、「平和塔」と呼ばれる仏塔を過ぎて街外れへと歩いてみると、建物のひしめく市街とは対照的な、広々とした大地に花畑や水田が広がり、その向こうに山が連なっている牧歌的な風景に巡り合った。

「シャングリラ」などという名前の割には、街中は桃源郷とは程遠いものだったが、ここでほんの少しだが「桃源郷」の雰囲気を味わう。
中国・昆明へのバスは19時半、ギェルタンを出発した。夜の山道を行くバスの車窓からは、この旅を初めて一番(この段階で)の星空が見える。
この先は中国だが、何としてもまたチベット文化に触れたい――多難な前途が予想されるが、「もう一度ラサへ」の気持ちは今回のギェルタン、ジョル訪問で益々強くなった。




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