バス憧れの大地へ

世界への旅(旅行記)

アジア周遊第2部 チベット東南部、大陸中国西南部

峨眉山 ~金色の山頂

2007年6月20日

報国寺
報国寺
10時半、四川省・峨眉駅に到着。駅名は「峨眉」だが、市の名前は「峨眉山」。この地にそびえる仏教の聖山・峨眉山から付けられた名前だ。
以前、この街のバスターミナルまで来たことはあるものの、山には登らずに素通りしてしまったことがある。今度こそチャレンジだ。

市内の路線バス2つを乗り継いで報国寺登山口に到着する。ここが言わば峨眉山登山のベースキャンプだ。
宿はここに沢山あるのだが、どれも同じような看板で紛らわしい。そこで私は、バスターミナルに隣接する分かり易い一軒を選んだ。

早速、報国寺伏虎寺といった麓の寺を参観する。
登山は明日1日だけにしようと思っていたのだが、峨眉山博物館の窓口で、チケットに顔写真を取り込めば2日間有効になることが分かった。そこで、入山ゲートでチケットに顔写真を取り込んでもらって入場し、雷山寺―純陽殿―神水閣―中峰寺―清音閣―萬年寺を巡り歩く。

峨眉山は文化・自然両部門で世界遺産に指定されている山だ。霧のため山の風景はいまひとつだったが、木々の間を流れる小川などの自然の風景、そして山中に幾つも建てられている仏教寺院を一度に楽しむことができる。
但し、山道はかなり険しい。数百mの高低差を何度も上ったり下ったりさせられる。この辺りを歩くだけでもかなりの体力を要するし、時間もかかる。萬年寺から下山して報国寺の宿に戻る頃には既に夕刻を過ぎていた。
それでも、この日巡ったのは山腹のエリアに過ぎない。主峰の頂はまだまだはるか上にあるのだ。

2007年6月21日

報国寺のバスターミナルからまず、バスで2時間かけて雷洞坪へ。ここから本格的な山登りとなるが、麓に比べるとかなり寒い。レンタルの上着を着て金頂を目指すことにする。
雷洞坪から金頂へはロープウェーでも行くことができるが、脚に自信のあった私は勿論、徒歩で向かう。きつい坂だったが、2、3時間かかると聞いていた山道を、1時間半程度で登りきることができた。 両側に像の石像が並ぶ最後の階段に差し掛かると、その上に金ピカの普賢菩薩像が見えてきた。

金頂
金ピカの普賢菩薩像が建つ金頂
華蔵寺
華蔵寺

階段を上った先にある広場が、目的地である金頂だ。
さすがは"金"頂である。仏像も金ピカなら、その傍らの華蔵寺も金ピカだ。
この地点で既に海抜3000mを超えているのだが、最高峰の万仏頂はその更に20m上である。 万仏頂
霧の中、少しだけ見えた万仏頂
チベット・梅里雪山以来天気に恵まれず、今回も霧にたたられ、周りの景色は余りよく見えないが、それでもほんの一瞬、かすかに万仏頂の姿を拝むことができた。
更に万仏頂を目指そうかとも思ったが、万仏頂行きのモノレールがほんの6日前から運行停止になっていた。登山道も分からず、そのまま引き返すことにした。

さて、この峨眉山で一番注意すべきはである。とにかく凶暴で危険。幸い急な登山道で襲われることは無かったが、下山して坂がなだらかになったところで遭遇した。
私の目の前で、観光客の一人の食べ物を一瞬にして奪い去る。噂通りの悪戯者だ。 猿
危 険 注 意
パチンコで追い払おうとする係員に声を上げて激しく威嚇するという壮絶なバトルも展開された。

雷洞坪のバス停には正午ごろに到着し、登山終了。報国寺登山口に戻って昼食をとり、すぐに長距離バスに乗車する。
既に訪問済みの楽山を素通りして北上し、目指すは、四川省の省都・成都
やはり訪問済みなのだが、成都はチベット・ラサ行きの拠点となる街である。不安要素はあるものの、いよいよ今回の旅で最大のメーンイベントである、2度目のラサ行きに向けて始動である。

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