ラサ-3 ~ツアー終了
2007年7月5日
他のツアー参加者たちはバスで空港に向かうが、私とワタルはラサに留まり、予定通りキレーホテルに移動した。いよいよここから、チベットフリータイムの始まりである。
この日はレストラン2階で久しぶりのインターネットをしたり、両替や買い物などをして終わる。
夕食は宿近くのチベットレストランに行く。実はツアー中、食事はずっと中華で、今回の旅でチベット料理を食べるのはこれが初めてとなる。バター茶にヤクカレー、モモ――6年ぶりのチベットの味を存分に味わった。
2007年7月6日
ワタルとネパール領事館へビザの申請に行った後、チベット博物館を訪れる

チベット博物館の展示は、次の4部分に分かれていた。
第1部分 先史文化
第2部分 「不可分の歴史」
第3部分 文化と芸術
第4部分 民俗文化
第2部分は歴史に関する部分なのだが、「不可分の歴史」という表題は、チベットと中国の歴史が「不可分」であるという立場を示しており、不愉快極まりない。
しかし、それを除けば非常に秀逸な博物館だった。特に、第3部分中のタンカのコーナーが印象に残った。落とし気味の照明の中で見るタンカは、宗教というそのテーマも相まって、非常に神秘的な雰囲気を醸し出していた。
その他、チベット人の衣食住・文化を垣間見ることのできる第4部分も興味深かった。
宿に戻って、いよいよネパール行きに向けて動き始めた。
但し、私はただネパールへ行くだけでいい、という訳ではなかった。その途中で、シガツェやギャンツェにも立ち寄りたいと思っていたのだ。
しかし、ギャンツェ等の場所に立ち寄るにはまた旅行許可証が必要になり、闇で行くのは難しい。4、5人仲間を募って旅行社でガイドと運転手を付けてもらって行くのが最も現実的だ。
ネパールへダイレクトで行くのなら同士はごまんといる。しかし、シガツェ、ギャンツェへ立ち寄ろうとする者は意外に少ないのである。しかも、西洋人は自己主張が強く、ごねることが少なくないと聞くので、私はできれば日本人を中心に仲間を集めたいと思っていた。
そこで、私は日本語で、
「同行者募集! ギャンツェ→シガツェ→ダム→カトマンズ」
と書いたビラを、バックパッカーが集まる宿の掲示板に貼って回った。




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