ラサ-6 ~早朝のジョカン
2007年7月9日
早朝、私はジョカンへ赴いた。
実は、早朝のジョカンはチベット人に対して無料解放されているのだ。当時かなり日焼けしていて、シュウあたりから「日本人に見えない」と言われるようになっていた私は、悪戯心でチャレンジしてみた。

早朝参詣は普段開放されている脇の入り口からではなく、信者たちが五体投地をしている正面入り口から入る。チベット人に紛れて列に並んで進んでみたところ、あっさりと入場することができた。
早朝参詣の特典は、普段は錠がかけられていて入ることのできない部屋に入って仏像等を拝むことができることである。しかし、仏像を拝む際には足を止めることになるので、列に従って歩いているととてつもない"牛歩"状態になる。私は途中か、一部のチベット人と同じように、列から外れて歩き、外から部屋の中を覗くにとどめた。
1階奥のご本尊に着いたところでようやく"牛歩"が終わり、スムーズに歩けるようになる。2階でも普段公開されていない部屋が開放されていたが、1階ほど人は多くなく、今度はじっくりとそれらの部屋を回って仏像を拝むことができた。
普通なら見ることができないものを見ることができたので、ある意味得をした気分だったが、同時に、信者でもない自分が紛れて入って、しかも端折りながら参観したことにはさすがに罪悪感が感じられた。
夕方前に、ワタルとネパール領事館へビザの受け取りに行った後、近所のネットカフェでインターネットをしている間に激しい雷雨となった。幸い宿まではほんの200mほどだったので、猛ダッシュで雨の中を戻った。重ね重ね、チベットの天気の変化は本当に油断できない。
余りの雨の激しさに、夕食も外には出ずにタシ2で。ボビというチベット料理を注文した。野菜とヤクの炒め物を薄いナンのような小麦粉製の皮でくるんで食べるもので、炒め物の脂っこさを皮が和らげてくれ、バランスのいい味だった。




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