バス憧れの大地へ

世界への旅(旅行記)

アジア周遊第5部 北インド、パキスタン

ラワルピンディ-ラホール ~喧騒と暑さの中へ

2007年8月17日

バスでギルギットからカラコルム・ハイウェイを夜通し走り、出発から約18時間たった9時半すぎ、ラワルピンディのピールワダイ・バスパークに到着した。
食事をしてすぐにラホール行きのバスに乗り込む。バスは10時40分に一旦発車したものの、バスパークのすぐそばで停まったかと思うとそのまま動かなくなり、1時間以上経ってようやく本当の出発。何を考えているのか全く理解に苦しむ。

高速道路を経由して5時間ほど走ったところで、バスは大通りの路肩に停車した。と、乗客たちが全員下車する。どうやらラホールには到着したようだが、ここはどこだろう?
分からない時はオートリキシャに乗るのが手っ取り早い。バスの近くに停まっていたオートリキシャを拾って、リーガル・チョークに行ってもらう。
バックパックを背負ってリキシャを下り、きょろきょろして方向を確かめていると、「あっちだよ!」と地元の人が声をかけてくる。バックパックを背負った旅人がこのへんに来る場合、目当ては言うまでもないようだ。私は彼が指差す方向に足を向け、目指していたRegal Internet Inn(リーガル・インターネット・イン)にたどり着いた。
リーガル・チョーク
リーガル・チョーク

ここでラホールの宿について。
ラホール、特にラホール駅周辺の宿は、泥棒宿が多いことで有名だ。その"伝説"についてはここではいちいち書かないが、中には忍者映画さながらのものもある。
そんなラホールにあってRegal Internet Innは、安心して泊まることができるといわれる宿だ。ドミトリーの扉は始終開けっ放しで少々心配もあるが、セキュリティーボックスもあるので貴重品はここにしまえば問題ないだろう。

フンザからラホールに下りてきて、フンザがいかに別天地であったか、しみじみと実感できた。その位、ラホールはフンザと実に多くの面で対照的だったのである。
1つ目は、喧騒。
人も多いし車も多い。特に車道は、乗用車が、バスが、バイクが、オートリキシャがひっきりなしに走り、エンジン音とクラクションで実にかまびすしい。
2つ目は、空気。
上記のような交通状況なので、空気の澄み切ったフンザとは比べ物にならない。
3つ目は、物の豊かさ。
これはポジティブな評価である。買い物をする場所、買える物に少々不便を感じていたフンザに比べると格段に便利だ。
お、フンザでは全く見ることができなかったファストフード店がある。たまには入ってみるか。
ところがこの店、従業員が一言も声を出さす無愛想にオーダーを受ける ―― と思ったがよくよく観察してみると、この店はろう者を積極的に雇っているようだった。

ここまでは都会か田舎かの違いである。しかし、私を一番悩ませたのはその範疇外の違いだった。

4つ目は、暑さ。
これは都会か田舎かの問題ではない。雪山もあるカラコルム山脈に抱かれたフンザ、ステップ気候に属するラホール、という違いにほかならない。

1つだけ、変わらないものがあった。
停電である。
この日の夜、21時ごろから暫く停電となり、上記の通りの暑さにかかわらず宿のファンが止まりってしまい、暑苦しい夜を強いられた。

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