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        海外の旅行記とチベットのこと  by カズ@憧れの大地 

世界への旅(旅行記)

アジア周遊第5部 北インド、パキスタン

ジャイプル ~マハラジャの城

2007年8月26日

アーグラーのサクラホテル前から出ているデラックスバスで、ラジャスタン州都のジャイプルに移動する。宿探しに苦労したが、列車駅近くのバザール奥にあるGolden Hotelに落ち着く。 ピンク・シティ
「ピンク・シティ」ジャイプル

ジャイプルには通称「ピンク・シティ」と呼ばれている。その由来は旧市街の建物の壁がピンク色で統一されている事にある。そのため、どこか明るく華やかな雰囲気のある街だ。

夜になってから大雨。現在インドが雨季であることを考えると、これまで雨らしい雨に見舞われなかったのがむしろ幸運だったと言えるが、初めて見る雨季のインドの大雨はすさまじい。宿近のバザールはほとんど川と化してしまっていた。
しかし、この日の本当のトラブルは、その後に発生した。
下痢である。
午前中から何となく腹の調子が良くないな、とは思っていたが、何度も腹痛に見舞われてはトイレに立ち、熟睡できなかった。
原因は何かと考えてみたが、一週間ぐらい前から、飲料水をホテルや観光地の"飲料水"タンクから補給していたのが一番怪しいと思われる。


2007年8月27日

この日も午前中は部屋で大人しくしていたが、昼前になって少し楽になったので、ジャイプル巡りに出かけてみた。

まず訪れたのが、ジャイプル北郊外にあるアンベール城。16世紀にこの地域を支配していたマハラジャ(藩王)・カチワーハ家の城砦だ。旧市街のハワ・マハル風の宮殿)前から市バスでアクセスすることができる。

アンベール城
アンベール城
アンベール城内部
同城内の華やかな装飾

まず外見の大きさに圧倒されたが、中に入ってみると更に、その豪華さ、装飾の見事さに驚かされる。
これが、マハラジャの城か――"マハラジャ"というものがいまひとつピンときていなかった私にとって、初めてそれを実感させられる機会となった。

アンベール城の近くの山の上には、ジャイガール要塞という名所もあるが、ここはパスした。何せ病み上がりの体――いや、まだ治っていない。いつもより体力の消耗が激しい。 風の宮殿
風の宮殿@工事中

旧市街に戻り、風の宮殿を訪れる。古い時代に後宮の女性が顔を見られることなく街を見渡した建物だ。そのための窓が壁一面にあけらている。表から見るとかなり大きな建物に見えるが、奥行きはかなり狭く薄っぺらな印象すら受ける。
普段ならその独特な外観を表通りから見ることができるのだが、この時は修復工事の足場ができていてよく見ることができなかった。内側もそこそこ美しいが、やはり概観がすっきり見えないことにはもの足りない。

近くには他にも名所があるが、体調と相談してこの日のジャイプル巡りはここで打ち切り、バスで宿近くに戻る。
日本語が入力できるMewarインターネットカフェで、現在進行中で書いていた旅日記ブログを書いている最中に症状が悪化した。脂汗が噴き出し、意識が遠くなり始めた。最後の力でブログを書き上げてトイレに入り、少し落ち着いた。
宿に戻る途中にリンゴを買い、部屋でそれを夕食代わりにする。朝も昼も食事をしていなかったので、このリンゴがこの日唯一の食事となった。

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