バス憧れの大地へ

世界への旅(旅行記)

アジア周遊第7部 マレー半島、タイ

シンガポール-5 ~リトル・インディアとシンガポールの夜

2007年9月24日

次の異文化エリアは、インド系の人々が集まるリトル・インディアだ。
これまでチャイナタウン、アラブ・ストリート、リトル・インディアと巡ってきたが、いずれも家屋はイギリス風のもので、アラブ・ストリートのモスクはともかくとして、正直なところどこもそこまで変わり映えはしない。これらの街を特徴付けているのは外観よりも、人々の姿、看板に描かれている文字やデザイン、そして店で売られている品物なのだ。

リトル・インディア
リトル・インディア
リトル・インディア・アーケード
リトル・インディア・アーケード

リトル・インディア・アーケードに足を踏み入れると、そこにはカレー等に使われるスパイスやヒンドゥー教の神々の置物など、インドの雰囲気が充満している。洋服を着ている人々も少なくないが、やはりサリー姿の女性が一際目に付く。
しかし、チャイナタウンほど人は多くなく、活気にも欠けている。あたかも人口比がそのまま反映されているかのようだった。 夜のラッフルズ・ホテル
夜のラッフルズ・ホテル
夜の食堂街
賑わう夜の食堂街

ブギスの宿に戻り、やがて日が落ちる。空が漆黒に染め上げられていく一方で、家やビルディングの窓には灯りがつき、シンガポールの街は夜景へと姿を変える。
ラッフルズ・ホテルの前まで行ってみると、ビル群の夜景に見下ろされる下、内部から洩れてくる黄色い灯りによって壁が薄っすらと夜闇に浮かんでいる。これまで明るい所で見てきたラッルズ・ホテルは西洋的な趣ばかりが感じられたが、こうして見るとオリエンタルな情緒すら感じさせられる。
夜になって活気づくのが食堂街だ。台湾や香港を思い起こさせられるような安食堂には人が溢れ、店の外にまでテーブルが並べられ、地元の人々が一日を締めくくる食事を賑やかに楽しんでいる。店員たちも、次から次へと来るオーダーを大声で厨房に伝え、忙しそうに走り回っている。
そこにあったのは、まぎれもないチャイニーズ的なアジアの"食"の風景だった。

[シンガポールは、このへんでいいかな]

多民族的な雑多さを楽しんだ私は、そう思った。
こういう風景は確かに好きなのだが、正直、エキゾチックさの感じられない垢抜けたビル群の風景には早くも飽きがきていたのだ。
高層ビルにクリーンさという点は、日本の都会と似ているような印象を受ける。旅先で"祖国的なもの"に浸っていても仕方が無い。物価も日本並みに高いことだし、やはりこの街はこのあたりにして、早めに旅立つことにしよう。

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