バス憧れの大地へ

世界への旅(旅行記)

アジア周遊第7部 マレー半島、タイ

ムラカ-1 ~多様な文化、多様な宗教

2007年9月25日

ムラカ(英語名マラッカ)のねぐらに選んだのはTraveler's Lodge。オーナーの奥さんが日本人で、日本人客の多いゲストハウスだ。
1泊14RMのファン付きシングルがあるというので案内される。
「ここです」
と言われた目の前には、天井裏の倉庫入り口か?というような扉があった。しかし、中に入ってみると極めて清潔で、窓はないものの電灯を点ければ十分に明るく、下にベッドのある就寝スペース、ロフトの上にリラックススペースがあるという、なかなか洒落た部屋だった。
オランダ広場
オランダ広場。中央奥がムラカ・キリスト教会
左側が時計塔、右側がスタダイズ

ムラカは、その西側にあるスマトラ島との間に広がる海峡にもその名がつけられている街だ。
かつてのマラッカ王国の中心都市であり、貿易の拠点として発展したこの街は、アジアを目指すヨーロッパのオランダとイギリス、そして日本の支配を受けることになる。特にオランダの影響が強かったようだ。
そうした経緯から、この街はオランダの雰囲気が今でも色濃く残っており、また、イスラム国でありながらキリスト教的な色彩も持っている。
ムラカ・キリスト教会スタダイズ(かつてのオランダ総督らの住居)、時計塔などの赤い建物が並ぶオランダ広場が、その象徴である。
セント・ポール教会
セント・ポール教会
丘の上には、ポルトガル占領時代の16世紀に建てられたセント・ポール教会もあり(このことから、上記の丘は"セント・ポールの丘"と呼ばれている。それにしても、一体この名前の教会、世界に幾つあるのだろう)、キリスト教的な雰囲気を強めている。

一方で、中国系の移民が多いことから、オランダ広場から橋を渡った川の向こうにはチャイナタウンも開けていて、ここには中国式の仏教寺院もある。
勿論、国教であるイスラムのモスクも少なくない。独立宣言記念館もイスラムモスクの様式で造られている。

チャイナタウンの仏教寺院
チャイナタウンの仏教寺院
独立宣言記念館
独立宣言記念館

多様な文化・宗教が入ってきている街だが、だからと言って雑然とした印象は決して無い。
まだ入国して1日目だが、これが“マレーシア”ということなのかな、と何となく思った。 マレー料理
サンバールを使ったマレー料理

昼食はコンビニのハンバーガーで済ませたが、夕食で初めて地元マレー料理をいただく。
メニューは、「魚のチリ汁煮ぶっかけご飯」。サンバールと呼ばれる、唐辛子をふんだんに使った赤い汁をご飯にぶっかけたものだ。確かにぴりりと辛いが、本場中国・成都の麻婆豆腐をものともしない私にとっては全く問題ない。

宿に戻った後は、日本人旅行者たちとウイスキーで酒盛り。マレーシアはイスラム国だが観光客が酒を飲もうと全く問題はない。
酒が余り飲めないインド、ほぼ全く飲めないパキスタンを巡ってきた私にとって、嬉しい酒解禁の時だった。

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