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世界への旅(旅行記)

アジア周遊第7部 マレー半島、タイ

ペナン-2 ~ビーチと寝釈迦仏

2007年9月30日

朝のビーチ
天気に恵まれた朝のビーチ
この日は午前中、いい感じに晴れてくれた。昨日はどんよりとした風景しか見られなかったバトゥ・フェリンギのビーチも、散歩する人、マリンスポーツを楽しむ人、乗馬する人などが見受けられ、明るく生き生きとした表情を見せている。
しかし、昼すぎにまた激しいスコール。今の時期のペナンでは昼すぎにスコールというのが日課なのだろうか。

昨日の夕方と同じ屋台村で今度はバクテーという薬膳鍋を昼食に頂いた後、ジョージタウンに赴く。

ペナンも他のマレーシアの街同様、やはりムスリムが多く、モスクも多く建っている。私の泊まっているゲストハウス近くにもモスクがあって、お祈りの時間になると、コーランが聞こえてくる。
しかし、この島は全体的に華人の街という雰囲気も強い。仏教寺院も少なくなく、ジョージタウンを中心にクアン・イン寺(観音寺)、ケッ・ロク・シ(極楽寺)、ビルマ寺院、ワット・チャヤマンカララーム(寝釈迦仏寺院)などがある。
その中のワット・チャヤマンカララームに行こうとタクシーに乗った時のこと。運転手に「ワット・チャヤマンカララーム」と言ってみたが、発音が悪いためかなかなか理解してもらえない。手元の本に載っている写真を見せたところ、
「ああ、Sleeping Buddha!」
ようやく分かってもらえた。下手に長ったらしい寺の名前を言うよりも、"Sleeping Buddha"と言った方が分かりやすいようである。

寝釈迦仏
ワット・チャヤマンカララームの寝釈迦仏
ビルマ寺院
ビルマ寺院

ワット・チャヤマンカララームは、ペナン滞在中に訪れた仏教寺院の中でも特に印象的だった。広いお堂の中に、身長30mものブッダが横たわっている。言うまでもなく、入滅の時の様子を表したものだ。
とても穏やかな表情をしている。悟りを開いたブッダは、きっと入滅の時には実際にこんな穏やかな顔をしていたに相違ない。 夕暮れ時のビーチ
夕暮れ時のビーチ

こうした"寝釈迦仏"は、タイなどにも有名なものがあるらしい。また、東南アジアの寺院は豪華な黄金色の装飾が施されていると聞くが、ワット・チャヤマンカララームやその正面のビルマ寺もやはり黄金色に飾られていた。
いよいよ東南アジアの仏教圏に近づいてきた、ということなのだろうか。

やがて、バトゥ・フェリンギのビーチが夕闇に包まれていく。天気がいいと暗くなっていくビーチも美しい。
だが、"静寂の夜"とはいかない。夜になっても、近くにあるモスクから大音響でコーランが流れてくる。昼は仏教を満喫したが、夜はイスラムのシャワーを受けた一日だった。

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