バス憧れの大地へ

世界への旅(旅行記)

アジア周遊第7部 マレー半島、タイ

ハジャイ ~上座部仏教の国・タイ

2007年10月3日

朝になって、ハジャイ(ハート・ヤイ)の街に出てみる。
暗いうちは建物の形ぐらいしかよくわからなくて「不思議と日本の街に似た雰囲気がある」などと感じたが、明るくなってから街を歩いてみると、やはり看板、店の内装等にタイの特徴がよく出ていて、外国の街を歩いているという実感が出てくる。
マレーシアへの玄関口的な街であり、それなりに活気があるが、どこか落ち着きが感じられる。 ワット・ハート・ヤイ・ナイ
ワット・ハート・ヤイ・ナイの寝釈迦仏

この街の見どころと言えば、ワット・ハート・ヤイ・ナイという寺院ぐらいだろう。
先日マレーシアのペナンで寝釈迦仏を見たが、ここにもそれとほぼ同規模の寝釈迦仏が堂の中に横たわっている。ただし、ペナンの堂が四方をしっかりと壁で囲まれているのに対し、ここの寝釈迦仏は壁の無い、柱だけの堂に安置されていて、外からでもその様子を見ることができる。
色遣いはこちらの寝釈迦仏の方が好きだが、表情は何かにやけているような変な感じで余り好きにはなれなかった。

ワット・ハート・ヤイ・ナイから街中に戻る途中に、小物の仏像などを売っている小さなバザールがあった。さすが、仏教国である。これまでの国では見られなかったこの光景に「タイに来たのだ」という実感を新たにさせられる。
バザール
小物の仏像などを売るバザール
先ほどの寝釈迦仏やここで売られている仏像を見ていると、日本などでよく見られる頭の上に丸い肉髻が乗っている仏像とは違い、タイの仏像は鋭く尖った火焔状の突起(ラッサミー)が特徴的であることが分かる。
また、日本で信仰されている大乗仏教(一部の修行者だけでなく全ての生きとし生けるもの救済しようとする考え)とは違い、上座部仏教(厳しい修行を経た者のみが救済されるとする考え)が信仰されている点がタイなど東南アジアの仏教の特徴だ。ということは、修行者でない一般の人の場合、同じように仏像を拝むにしても、私たち日本人は救済を求める、タイの人たちは仏陀に敬意を表する、という具合に心の持ち方が異なっている  ――  ということになるのだろうか。

ハジャイの街はこのくらいにして、再びマレー鉄道で一路首都バンコクを目指す。
19時前。スリーパー上段の切符を手に指定の車両に乗り込んでみると、マレーシアのクアラルンプール-バタワース間で乗った車両とは様子が違う。通路の左右に対面式の座席があるだけではないか。
[あれ、上のベッドは?]
初めはそう思っていたが、夜になってその謎が解けた。

飛行機の座席の上にある荷物入れのような扉を列車員が開くと、上段のベッドとカーテンが姿を現した。そして座席の背もたれを組み直すと、下段ベッドの出来上がり。あっという間に座席が2段ベッドへと姿を変えた。

座席の状態
マレー鉄道スリーパー-座席の状態
ベッドの状態
マレー鉄道スリーパー-ベッドの状態

先ほどまでいたハジャイは比較的落ち着いた雰囲気があった。それに対し、列車の終着点であるバンコクは喧騒の街であるとよく聞く。
明日の午前にはその喧騒の首都・バンコク入りである。

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