バス憧れの大地へ

世界への旅(旅行記)

アジア周遊第8部 カンボジア、ベトナム、ラオス

プノンペン-1 ~首都の活気

2007年10月25日

シェムリアップから十分に快適な格安(5ドル)ローカルバスで約6時間。カンボジアの首都プノンペンに到着。キャピトル1ゲストハウスに宿を定めるが、お昼時の1階の食堂に見覚えのある顔を見つけた。
「あ!」
タイのバンコクで知り合った男性だった。同じコースを辿っていたのである。

昼食後、早速、宿の近場でプノンペンの象徴的な場所を歩き回ってみた。
王宮・即位殿
王宮・即位殿

まずは、王宮。19世紀中ごろに行われた遷都以来の歴史を持ち、1919年にフランス人によって設計された洋式の建築物が目を引く。
中央にずっしりと立っている建物が、シハモニ現国王もここで即位式を行ったという即位殿。その他、即位殿に隣接するナポレオン3世の館と呼ばれる洋館や門近くのチャン・チャーヤの館など、白壁と黄金の屋根による、豪華でありながらどこか落ち着いた感じの建物が並ぶ。
敷地内では王室の宝も一部公開されている。さすがは王家のお宝品、豪華絢爛な品々が並んでいるが、中には黄金のタン壷などもあり、見ていて驚かされる、と言うよりは、あきれさせられる。

シルバーパゴダの仏塔
見た目からこちらがシルバーパゴダかと思いきや…
シルバーパゴダ
こちらこそが正真正銘、シルバーパゴダ

王宮とセットになるようにして隣接している寺院が、シルバーパゴダ。敷地内に建つ石造りのストゥーパがそれかと思っていたらそうではなく、中央に建つ、王宮と同じ白壁と黄金の屋根をもつ建物がそれだった。床に敷き詰められた銀のタイルが名前の由来らしい。
ここの所蔵物も王宮に負けず劣らず豪華で、黄金の王冠仏、黄金の仏足などがある。タイの金ぴか仏教寺院も顔負けだ。
トンレサップ川
トンレサップ川

王宮から少し東へ歩いてみると、トンレサップ川が流れている。そしてすぐそばに、メコン川との合流点も見える。
タイ・ラオス・ビルマ(ミャンマー)国境のゴールデン・トライアングルで私をうならせたあの悠久の川がすぐそこにある。今は陸地に阻まれてメコンの姿を見ることはできないが、早くもう一度あの大河にお目にかかりたいものだ。

王宮側に戻り、北側に行ってみると国立博物館がある。所蔵品は主にクメールの歴史を物語る彫刻など。中にはアンコール遺跡から出土したものもあり、昨日まで巡ったそれらの遺跡の様子を思い浮かべながら見て歩くと非常に興味深い。ただ、展示品の並べ方がやや雑なのが難点だった。 独立記念塔
独立記念塔

その他、フランスからの独立を記念した独立記念塔、街の中央にあるセントラル・マーケットなどを訪れた。

首都プノンペンの第一印象は、自動車が多い、そしてそれ以上にオートバイが多く、騒然としていて空気が汚れている ―― というものだった。先ほどまでいたシェムリアップのスローな時間の流れとは大違いで、旅行者にとっては余り魅力的な街とは言えないかもしれない。
しかし、交通量の多さは活気の裏返しと言えなくもない。
この日訪れたセントラル・マーケットも、多くの品物、多くの露店の間を多くの人々が歩いたり品定めしたりしていて、実に活気がある。
この様子だけ見て内戦の傷が既にかなり癒えてきている、と言ってしまうのは早計なのかもしれないが、この街には既にそれを感じさせない活気と明るさが感じられた。

セントラル・マーケット
セントラル・マーケット。路上はバイクが多い
セントラル・マーケット
セントラル・マーケット内部

当時は雨期で、この日もあいにくの雨模様だったが、乾季になって東南アジアらしい陽光が照らすようになれば、この街は本当に明るいものと目に映るのかもしれない。

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