バス憧れの大地へ

世界への旅(旅行記)

アジア周遊第8部 カンボジア、ベトナム、ラオス

プノンペン―ホーチミン ~ベトナム入り

2007年10月28日

排ガスと騒音にまみれたプノンペンを脱出。ホーチミンサイゴン)へと移動する。
プノンペンはカンボジアの首都、ホーチミンは旧南ベトナムの首都。ということで、またしても国境越えである。

もうすっかり慣れてしまった陸路の国境越えだが、今回のカンボジア・バベット―ベトナム・モックバイ間での国境越えはちょっと方式が変わっていた。
1. プノンペンでバスに乗ると、乗務員が全員のパスポートを預かる。
2. ボーダーに着くと、暫く休憩。
3. 休憩が終わり、カンボジア側のイミグレへ。ところがここでは先ほど預けたパスポートの名前を読み上げて点呼を取るだけでバスに再乗車。そのままベトナム側に向かう。
4.  ベトナム側のイミグレ前でバスを下り、荷物を全て持って建物に入るが、ここでもパスポートの名前を点呼が行われる。今度は呼ばれたらパスポートを受け取り、入国カウンターへ ―― と思ったら、出口の係員にパスポートを見せるだけでOK。そこではスタンプを押すことも入国カードを提出することも行われなかった。

実に何の苦労も無く、ベトナム入国完了。パスポートを見ると、カンボジア出国のスタンプもベトナム出国のスタンプもしっかり押されていた。恐らく、先ほどの休憩の間に乗務員がまとめてやってしまっていたのだろう。
デタム通り
デタム通り
それにしても、入国カードの提出もなしか?と思っていたら、

5. バスに再乗車し、ボーダーを離れた後で、ベトナムを出国する際に提出する出国カードが、必要事項が自分とは違う筆跡で書かれた状態で渡される。カードの左側には、入国カードが切り離された跡が…。

つまり、入国カードの記入と提出も乗務員が済ませていたということである。本人がこんなに苦労しない国境越えなど、他にあるのだろうか。

ともかく、午後2時ごろにホーチミンのデタム通りに到着。タイ・バンコクのカオサン通り同様、バックパッカーの溜まり場になっているエリアだ。私はその一帯にある日本人宿・ほうれん荘のドミトリーに入った。ここでこの先も付き合いが長く続く貴重な友人と初めて出会えたのはよかったが、やがて、この宿には大きく失望させられることになる。

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