バス憧れの大地へ

世界への旅(旅行記)

アジア周遊第8部 カンボジア、ベトナム、ラオス

ホイアン-1 ~日本と明国の風情

2007年11月3日

早朝、ニャチャンからのバスがホイアンに到着。夕べの大雨は収まってくれたようだが、まだ少し雨模様である。
宿を決めて早速、明日のミーソン遺跡(世界遺産に登録されているチャンパ王朝の遺跡)へのツアーを申し込もうとしたところ、フロントでスタッフと他の客が話をしている。
「すみません。昨日の雨で増水して、今日はミーソン遺跡へいくことができません」
こんなところに、大雨の余波が来ていた。
私は明日の参加予定なのだが、明日行けるかどうかも今日の夕方まで分からないという。取りあえず、夕方まで待つことにする。

ホーチミンからの付き合いが続いているワカナ、ユウマとホイアンの街巡りに出かける。

来遠橋
ホイアンの来遠橋
来遠橋西側の閑静なエリア
来遠橋西側の閑静なエリア

ホイアンはチャンパ王国時代からの港町で、世界遺産にも登録されている、歴史ある風情漂う街だ。トゥボン川北に位置する旧市街には、古いものだと400年も前のものという、古めかしい建築物が並んでいる。
旧市街の西側に架かる来遠橋は別名「日本橋」とも呼ばれていて、このあたりに朱印船貿易などの絡みでホイアンに来ていた日本人の町があったとされる。橋の西側へ渡ってみると、木造の建物が並ぶ閑静なエリアがあった。
一方、東側の街の中心部は土壁の建物が主で木造の建物もちらほらと、といった感じで、西側とは異なった趣がある。廣肇会館中華会館福建会館など中国(明国)風の立派な建物があるのも特徴的だ。このことから、日本、明国双方の受けていた街であることが分かるが、どちらかと言うと明国の色が濃い印象を受けた。

ホイアンの中心部
ホイアンの中心部
廣肇会館
中国風の廣肇会館

とにかく、落ち着いていてのんびりとした街である。天気は小雨模様だが、不思議と雨の風景が似合う。
しかし、トゥボン川の方に目をやると、風情などとは言っていられない光景があった。
水没した道路
道路にまで川の水が溢れ出し、移動もボートで
前日の大雨で川の水が溢れて、一部の道路までがのみ込まれてしまっていたのである。
川辺のベンチも下半分が水に浸かっている。そのため、道にまでボートが進入してきている  ――  と言うよりは、街中をちょっと移動するにもボートに乗らないと不可能になっていた、というのが正確なところだろう。
こんな風景もホイアンらしいのだが、ここで生活している者にとってはそんな悠長な問題ではない。川辺のバクダン通りでは軒並み店が閉められている。とんだ営業妨害、と感じていることだろう。
毎年雨季になるとこんなことが繰り返されているに違いない。自然との闘い、お疲れ様である。

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