バス憧れの大地へ

世界への旅(旅行記)

アジア周遊第8部 カンボジア、ベトナム、ラオス

ルアンパバーン-ボーテン ~さらばラオス、そして中国へ

2007年11月15日

中国・景洪へのバスチケットを予約した旅行社で指定された場所へトゥクトゥクで行ってみると、バスターミナルではなくバスの休憩所のような所だった。22時を過ぎてもバスはなかなか来ず、暫く待つと最新式の空調寝台バスがやって来た。
これに乗れるのか、と喜んだのも束の間、バスの中を見ると、既に満席である。よく見ると、ルアンパバーンではなくビエンチャン発のバスで、行き先も景洪ではなく昆明ではないか。ビエンチャンで乗せた客で、既にいっぱいだったのである。
景洪は昆明へ向かう途中にあるのでまあいいのだが、問題は空いているベッドが無いことだ。どこに寝るのだ?と思っていると、運転手に床(“とこ”ではなく“ゆか”)で寝るよう指示される。
冗談じゃない、と思ったが、これに乗らないと予定を消化できない。
車内が土足禁止で床が汚れていないのが不幸中の幸いだった。結局、床の上にデイバッグを枕にしてバスに乗る。
揺れはそんなに気にならなかったが、懸け布団が無く、寒さが気になる。雲南への山道は、想像以上に冷え込んでいたのだ。

2007年11月16日

朝になって、中国国境のあるボーテン手前で人がどっと下り、ベッドに空きができた。ようやく寝床と布団にありつくことができた。
ボーテン
中国国境の街・ボーテン

9時ごろ、ボーテンのイミグレーション着。少ない窓口に中国人が列もろくに作らずにどっと押し寄せる。国境越えはまだ済んでいないのに、既にモラルの低い「中華人民共和国」に入ったかのような気分である。
ラオスの出国手続き(入国時同様、10000kipの支払いが必要)を済ませた後、再度バスに乗って中国側のイミグレーションへ移動する。こちらでは係官が黄色い線の後ろで並ぶよう、きっちりと指示していて皆整然と並んでいた。

ともあれ、これで4か月半ぶりの中国に入国である。
しかし、浮き立った気持ちは全くない。

また、来てしまったか…

私の心は既に、「中華人民共和国」から離れてしまっていたのである。

「第9部 雲南南部」に続く

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