磨敢-景洪 ~テンション上がらぬ中国入り
2007年11月16日
ラオスの出国手続きを済ませた後、再度バスに乗って中国側の磨敢のミグレーションへ移動する。こちら先ほどのラオス側の雑然さとは打って変わって、係官が黄色い線の後ろで並ぶよう、きっちりと指示していて皆整然と並んでいた。意外と中国もしっかりとしているものだ。

早く出発せんかい・・・
ともあれ、午前9時半、4か月半ぶりの中国に無事入国することができた ―― 否、入国してしまった・・・。
これから向かうのは長年行ってみたいと考えていたシーサンパンナだったが、テンションは全く上がらない。
無駄に長い休憩の間に、ATMで中国元をおろそうと考えるが、銀行ははるか向こうに農業銀行が見えるだけ。中国入りしてテンションを落としていた私はそこまで歩いて行くことすら面倒に感じ、国境出口にいた闇両替を利用してしまったが、レートはかなり悪かった。
13時、ようやくシーサンパンナの中心都市・景洪(タイ語名=チエンフン)へ向けて再出発する。
21時少し前。進行方向左手に川と街の灯りが見えてきた。メコン川(瀾滄江)と景洪の街である。しかし、バスは街中には向かわず、メコン川に架かるシーサンパンナ大橋の横をそのまま通過する。2、3分後、バスはバスターミナルでも何でもない空き地で停車した。

夜のシーサンパンナ大橋
「景洪までの方はここでおりて下さい」
[おい、『景洪行き』でチケットを買ったんだぞ。きちんと街中まで連れて行け!]
と心の中で叫んだが、ここで下りるのは私とイギリス人の男性観光客など完全な少数派。他に抗議する人もいなそうだし、そう遠くはなさそうなので、「景洪市区→」の道路標識を辿って、時折イギリス人と男性と話をしながら、そのまま歩いて市区へと向かう。
20分程歩き、シーサンパンナ大橋を渡ると、そこはもう景洪の市区だ。適当な宿がないかと探し、花園飯店という割ときれいなホテルに50元の部屋があったので、そこを宿に決める。
ようやくきちんとした寝床で、ゆっくりお休みだ。
景洪を、シーサンパンナを巡るのは明日からになる。私を待っているのは、果たして夢の別天地なのか・・・



