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        海外の旅行記とチベットのこと  by カズ@憧れの大地 

世界への旅(旅行記)

アジア周遊第9部 雲南南部

昆明 ~不快感

2007年11月23日

所用で大連に行くため、昆明へ。ここからエアで大連へ向かうことになる。

景洪からのバスは朝6時半、昆明駅横のバスターミナルに到着。思いの外の寒さに体が震える。 フライトの時間まで、駅近くでインターネットをしたり、街を歩いたりして時間を潰したが、以前この街に来た時には無かった感情に襲われた。

不快感・・・

特に、客引きや物乞いの多さに不快感を感じ、それが街そのものへの不快感にすら発展してしまっていた。

客引きや物乞いは、アジアを旅していれば避けられないものだし、以前昆明に来た時に、このエリアがそういう場所だということはとっくに分かっていたはずなのに、である。

実は今回の旅を通じて、私の中で、中華人民共和国という国に対する感情がどんどん悪くなってきていたのである。
特に、天安門事件の時から既に不信感を抱いていた中国共産党に対して以前にも増して激しく嫌悪感を抱くようになっていた。国民性についても、今回訪れた国の人々の全てが、中国人よりも良く感じられるのである。
特に、「カーッ、ペッ!」という猛烈な音を立てての痰吐き。中国生活が長すぎてあの当時は感覚が麻痺してしまっていたが、中国以外を4か月半回っているうちに痰吐きを不快に思うという感性をようやく取り戻したようだった。

政府が最低だから人もこんな風になってしまったのだろうな

そう思うようになっていた。
歴史、文化、自然、料理などに対しては今でも関心・敬意を抱いているものの、以前のように気持ちよくこの大陸を歩けそうな気がしてこない。

恐らく、この国を旅するのは今回が最後になるだろう(チベットに入国する拠点として成都や西寧等を訪れるのを除いて)。
旅の流れを切ってしまう全く無意味な大連行きを敢行したのも、これで大連の旧友たちとはもう会うこともないだろう、という思いからだった。

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