バス憧れの大地へ

世界への旅(旅行記)

アジア周遊第10部 ベトナム北・中部

ハノイ-3 ~ホー・チ・ミンゆかりの地

2007年12月3日

2日続けて近所の屋台でフォーの朝食をとった後、昨日は旧市街ばかり回っていたので、この日はもう少し足を延ばしてみた。
ホー・チ・ミン廟
ホー・チ・ミン廟

ベトナムの英雄と言えば、ホー・チ・ミン。ベトナム共産党の創始者だが、独裁や腐敗とは無縁の高潔な人物だったらしく、私もそんなに嫌悪感は感じてはいない人物である。
名前こそ旧サイゴンに譲っているが、実は、彼はここハノイに眠っているのである。
彼の遺体が安置されている場所が、旧市街から鉄道を越えて西へ行った所にあるホー・チ・ミン廟。遺体はガラスケースの中に安置されているらしい  ――  "らしい"というのは、この日は折が悪く、廟が公開されない月曜日だったのだ。しかし、わざわざ再来することもないだろう。

その代わりに、という訳でもないのだが、その後、近くにあるホー・チ・ミンゆかりの場所を2つ参観した。
ホー・チ・ミン博物館
ホー・チ・ミン博物館

1つ目は、ホー・チ・ミン博物館。彼の業績のほか、対仏解放の戦いやベトナム戦争に関する展示や前衛芸術も見ることができる。所々に彼の言葉も展示されていたが、隣国ラオス、カンボジアとの共存や民主国家との友好を繰り返し強調している。対仏解放の戦いやベトナム戦争を経験した彼だからこそなのかもしれない。
彼も、マハトマ・ガンディー同様闘う人だったはずだが、彼の写真を見ていても、デリーのガンディー博物館でガンディーに感じた厳しい表情は見られない。むしろ、好々爺と言ってもいいような笑顔が印象的なものばかりだった。この違いは一体、何なのだろう。

2つ目は、ホー・チ・ミン故居、即ち、ホー・チ・ミンが生活した家である。同じ敷地内にある主席府こそ堂々とした立派な建物だが、彼が生活していた家はそれとは対照的に、小ぢんまりとした高床式の木造家屋だ。彼のつつましい人柄が偲ばれる。

ホー・チ・ミン故居
ホー・チ・ミン故居
主席府
主席府

いずれの場所も、ホー・チ・ミンという人物の人となりがしのばれる場所だった。

これらの場所から少し戻った所に、軍事博物館がある(興味ゼロだったので参観せず)が、その正面広場に、見覚えのある顔の銅像 ―― レーニンである。ご当地ロシアですらペレストロイカの際に倒されたレーニン像がこんな所にあるとは…。ベトナムは今でも社会主義の国なのである。

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