バス憧れの大地へ

世界への旅(旅行記)

韓国、モンゴル

ハラホリン-2 ~ゲル村落とオルホン川

2008年12月29日

ゲル村落と羊の群れ
ゲル村落と羊の群れ
ゲル村落内を家畜連れで歩く人
ゲル村落内を家畜連れで歩く人

ハラホリンは、世界遺産に指定されている「オルホン渓谷の文化的景観」に属している。一言で「文化的景観」と言っても、遺跡はかなり広範囲に分布しており、僅か1週間の滞在で、しかも他にも行きたい場所があるとなると、全てを見て回るのは少々無理がある。私はオルホン渓谷をハラホリン一点に絞ることにした。

この日はまず、ハラホリンの街を抱くオルホン川を訪れる。
街の西側から、オルホン川へ抜ける道を進むと、右手にゲル村落が見えてくる。木の塀で囲まれた中にあるのは、ゲルか、木製の簡素な小屋であり、煙突からは生活の営みを表す煙がたなびいている。雪がうっすらと積もった土のままの道を、モンゴル独特の衣装で身を包んだ人々や、羊などの家畜が行き交う。
コンクリートのビルディングばかりが目立つ首都ウランバートルとは対照的に、ここでは遊牧民らしい、昔ながらのモンゴル人のスローライフが今でも受け継がれている。

<後日談>
その後ウランバートルに戻ってから、ウランバートルにもゲル村落があるのを見つけ、そこを歩く機会があった。しかし、そちらはやはりビル群の中に埋没している印象を受けた。

冬のモンゴルの寒さが思ったほどではなかったということは先に述べたが、オルホン川に向かう時ばかりは身にこたえた。寒風が吹きつけたのである。
衣服を身に着けている部分は問題ない。問題はむき出しになっている顔だ。吹き付ける冷たい風に、細かい針が肌に突き刺さるような痛みが顔中に走る。
[これが  ――  -20度の風か…]
初めて肌に感じた、モンゴルの冬の厳しさだった。

オルホン川
オルホン川
オルホン川を渡る羊の群れ
オルホン川を渡る羊の群れ

ゲル村の横を通り過ぎたところに、橋が見えてきた。その下を流れるのがオルホン川だ。寒さのため、一面凍りついている。水量はそれ程なさそうだが、高地の川としては幅は決して狭くはない。だからこそ、そのほとりに都が造られたのだろう。

モンゴルの歴史を見つめてきた川を、先ほどゲル村落で見かけた羊の群れが渡っていく。草原が雪で覆われているこの季節、草を食べるのも一苦労だろう。
羊たちを追う羊飼いの姿の後姿は、まごうことなき遊牧民の姿だった。

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