バス憧れの大地へ

世界への旅(旅行記)

ギリシャ、カタール、香港

ドーハ-2 ~摩天楼と海辺のランドマーク

グランド・ハマド・ストリートを北上し、海辺まであと道路1本渡るばかりの場所に来たところで、サザエの貝殻のようにも見える螺旋状の独特な形をした、一際目を引く大規模な建築物に遭遇した。 イスラム文化センター
イスラム文化センター
看板を見ると「イスラム文化センター」(通称Fanar)と書かれているが、その外観からも想像できるように、モスクとしての機能も有しているらしい。
これだけ目立つ建物だというのに、手持ちの貧相な地図には載っていない。こういうものこそランドマークとしてきちんと掲載してほしいものだが…。

そこから最後の道路を渡り、ドーハ湾の海辺に到着。
海辺にはプロムナード(遊歩道)が設けられていて、朝のジョギングをする人々の姿も見られる。
湾を挟んで、停留している無数の船の向こうにある対岸に目をやると、カタールのオイルマネーによる発展を象徴する摩天楼が建ち並んでいる。
海の対岸に見える摩天楼群といえば、香港の九龍側から見た香港島の景色が思い出される。しかしドーハの摩天楼は全般的に香港島の摩天楼よりも規模が大きく、しかも外観がいずれも東京・新宿のコクーンタワー並みの奇抜さで、インパクトはこちらの方が上だ。

ドーハの摩天楼群
ドーハの摩天楼群
真珠貝のオブジェ
真珠貝のオブジェ

ついつい対岸にばかり目が行ってしまいがちだが、今立っている側の海辺にも、街中に比べれば目印になる物が少なくない。先程のイスラム文化センターはその筆頭だ。
そのほか、プロムナードには人を呑み込んでしまわんばかりの巨大な真珠貝のオブジェが置かれている。石油が出る以前は真珠産業がカタールの主産業であったことの名残りだ。
イスラム美術館
イスラム美術館
首長の館、クロック・タワー、グランド・モスク
首長の館。左側にクロック・タワーやグランド・モスクも
プロムナードを少し東側へ歩いてみると、すぐにまたいい目印となる物が見えてきた。段数が3つほどしかないピラミッドのような幾何学的な建築物である。
[あれ ―― イスラム美術館じゃないか?]
今回は開館時間が予定に合わないため残念ながら断念せざるを得なかったが、時間が許せばぜひ訪れたいと思っていた場所だった。もっと離れているかと思っていたが予想外に近くにあったのだ。
[そうか。これがこの位の距離の場所にあるのなら…]
ようやく、手元の地図から推し量るべき距離感覚が分かってきた。とすると、グランド・ハマド・ストリートを挟んでほぼ同じぐらいの距離の場所に首長の館があるはずだ。
案の定、プロムナードを今度は西へ進み、グランド・ハマド・ストリートを、真珠貝のオブジェを経由して暫くすると、緑の芝生の向こうに首長の館のまばゆいばかりの白壁が見えてきた。ここから南へ進めばドーハ・フォートがあるはずだ。

海辺を離れ、首長の館、クロック・タワー(要するに時計台)、グランド・モスクを横目にジャシム・ビン・モハメド・ストリートを南へと進む。しかし、ドーハ・フォートの場所を確認する前に、私は左手にある広い駐車場の向こうに見えたいかにも古めかしい町並みに気持ちを動かされてしまった。
[面白そうだな]
変なところで行き当たりばったりな気まぐれが顔をのぞかせてしまった。私は引き込まれるようにして、方向転換してその町並みへと足を運んでいた。

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