バス憧れの大地へ

世界への旅(旅行記)

ラダック、北インド(2011年)

レー外食事情

2011年9月12日

レーに来た初日はなかなか安く食事ができる場所が見つからず、昼・夜といずれもインド料理で一食に100ルピー以上も費やしてしまっていた。
[インドで一食100ルピーもかかったっけ?]
そう感じたのは私だけではなく、同じ宿に泊まっていた夏休み中の日本人学生たちも同じ思いだった。

2日目。状況はようやくいい方向へと傾いてくれた。

早朝、この日の一食目を求めてメインバザールを歩き回っていたら、同じ目的で歩き回っている上記の学生たちに出くわした。
「どこも開いてませんね」
「あそこにベーカリーがあるけれど、閉まってるし・・・」
「あ、ベーカリーといえばもう少し言った所にもう1軒あったな」
私はメインバザールの西側にジャーマン・ベーカリーという店があったのを思い出した。
「ベーカリーでも十分ですよ!」
と学生たちも言うので、そちらへ行ってみると早朝から営業していた。クロワッサンのような小さなものもあれば、その3倍ぐらいのボリュームがありそうなチョコレートパンなどもある。大小1つずつ合わせて70~80ルピーぐらいだが、結構なボリュームで朝だけでは食べきれず残りは夕食に回してしまったほどだった。

そして、昼。
メインバザールから1本裏手に入った路地に、チベット料理店が幾つか並んでいる。初日の夕方も「ここなら安そうだ」と思って入ろうとしたのだが、どの店も扉を閉めてしまっていて入れなかったのだ。
この日の昼は「ここはどうかな?」と入ってみた1軒目がしっかりと営業中。「今日はマトンがありませんよ」とのことだったが、構わない。チベット国旗とダライ・ラマ法王の写真が飾られた店内で、野菜テントゥク(チベット風すいとんといったところか)を頂いた。
テントゥク
メニューに書かれていたマトン・テントゥクの値段は65ルピーだったが、野菜だけの具だと50ルピーまで値段が下がった。
満足だった――しかし、それは安かったからではない。せっかく私が心酔するチベット文化圏に来たのに、これまではインド料理やパンと、チベット料理ではない食事ばかりだった。
[チベット料理を食べたい!]
そんな強い欲求が満たされたことに満足したのである。

ともあれ、これでバックパッカーらしく食事を安く済ませる目途が立った。チベット料理店やジャーマン・ベーカリーには今後、入り浸りになりそうである。

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