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世界への旅(旅行記)

香港(2014年)

廟街、旺角 ~煲仔飯と九龍からの夜景

2014年6月6日

そろそろ夕飯時だ。この日の夜は、また食べたいと思っていた料理を出す店へ行った。
場所は、廟街。MTR(メトロ)で言うと、宿をとった場所の旺角(モンコック)から南へ1駅の油麻地(ヤウマティ)とその次の佐敦(ジョーダン)の間の、ネイザン・ロードから西へ2筋(場所によっては3筋)入った路地である。その名の由来になっている天后廟で南北に分断されており、廟街夜市の名で知られるナイト・マーケットは南の方がメインであるが、今回目指したのは北の方の廟街だ。MTR1駅程度なので徒歩でも全く問題なく行くことができた。

興記煲仔飯の店内
興記煲仔飯の店内
煲仔飯
煲仔飯

その店の名は、興記煲仔飯。ネット上でも掲載されている名店だが、入ってみると香港でよくある大衆食堂だ。そして料理の名は、店の名前にも含まれている、煲仔飯(ボウチャイファン)。10年前にふらりと訪れた廟街のこの店で食して気に入りながら、その後どういう訳か食べそびれていた香港名物の土鍋飯である。あの時はカレー風味の煲仔飯を頂いたが、今回はプレーンな味のご飯に鶏肉と魚肉をトッピングしたものを注文した。
プレーン味の煲仔飯はそのまま食べると薄味でもの足りなく感じられるが、醤油やチリソースなど備え付けの調味料で自分好みの味を足すことができる。
ランガムプレイス・モンコックからの夜景
ランガムプレイス・モンコックからの夜景

その後、ランガムプレイス・モンコック(香港朗豪酒店)の高台に再びお邪魔する。
先ほど昼間に同じ場所から見た九龍からの香港の眺望が、今は漆黒の闇の中で窓灯りや街灯、ネオン、自動車のライトなどでまばゆく光り輝いている――何よりその景色に心を奪われた。
今度は、香港訪問8回目にして初めての、九龍側から見下ろす香港の夜景だった。
今回の訪問は、金、土、日曜という日程。以前の経験で学んだことだが、土日にビクトリア・ピーク等の夜景スポットに行ってもオフィスの窓明かりが少なく夜景は大したことがない。唯一の平日だったこの日、ビクトリア・ピークに行くというスケジュールが無い中でこの夜景を思いがけず見ることができたのは幸いだった。

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