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雑記ブログ

ダライ・ラマ猊下 南ア入りへ一歩前進

以前、ダライ・ラマ猊下が南アフリカからビザの発給を拒否されたというニュースをお知らせしたが、それに関して朗報が入った。
南アで新たに指名された外務大臣が猊下に対するビザ発給に積極姿勢を見せたのだ。

以下、BBCが報じたニュースの翻訳。

南ア ダライ・ラマに関する方針を転換(BBC)

http://news.bbc.co.uk/2/hi/africa/8051435.stm
Page last updated at 08:06 GMT, Friday, 15 May 2009 09:06 UK

南アフリカ政府は、ダライ・ラマへのビザ発給を拒否するという3月の決定を転換した。
Maite Nkoana-Mashabane新国際関係省大臣は、チベットの精神的リーダーは今やいつでも好きな時に訪れることができる、と述べた。
政府は、2010年のサッカーワールドカップと関連した平和会議へのダライ・ラマの参加を認めなかった際、国際的な抗議を浴びた。
批評家たちは、南アフリカは中国に屈した、と批判した。
ビザ発給拒否は、ツツ大司教やFWデクラーク元大統領らがノーベル賞受賞者会議をボイコットし、会議主催者に実施を無期限延期させることにつながった。
当時の熱狂にもかかわらず、政府スポークスマンThabo Masebeは「現在から(南アで行われる)ワールドカップの期間中」ビザは発給されない、と述べた。政府は、ダライ・ラマの出席は南アで初めて開催されるワールドカップへの注目がそらされることに繋がる、としていた。
しかし、今週ヤコブ・ズマ内閣の閣僚に指名されたNkoana-Mashabane女史は見解を明らかにしたいと述べた。
彼女は「ダライ・ラマはわが国を訪れたいと思っている世界中の市民の誰よりも自由である」と報道陣に述べた。
北京中国政府は、ダライ・ラマがチベットの独立を後押しし、チベットでの暴力行為を煽っている、と言っている。
しかし、1959年に中国の支配に対する騒乱の中インドへ亡命したダライ・ラマは、祖国の自治のみを求める、とおっしゃっている。

まだ外務大臣の個人的見解の段階だが、大きな前進と言っていいだろう。
猊下の出席しない平和会議など何の意味もない。
もう一歩。何としても完全実現させていただきたい。

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