歓迎!世界ウイグル会議主席ラビア・カーディル様

昨日28日から、世界ウイグル会議のラビア・カーディル主席がご来日。自民党国会議員との会談などに臨んだ。

本来なら、明日30日に東京で講演会が行われるはずだったのだが、8月から夏季休暇に入るアメリカ議会で、下院外交委員会がウイグルに関する緊急ミーティングを行うことになり、それに出席を求められたためにご本人による講演会は中止・・・

残念。

しかし、30日の集会ではカーディル女史のメッセージビデオを上映し、彼女の夫であるシディック・ハジさんからお話をいただけるというので、ぜひとも伺いたいところだ。

<イベント情報>
7月 30日 (木), 18:30 ~ 20:30
アルカディア市ヶ谷(私学会館) – 地図
http://www.arcadia-jp.org/access.htm
(要予約)

さて、カーディル女史が日本にて訴えたことは、各メディアの報道から抜粋すると以下の通り。

・来日の目的は、ウイグル人がいかに虐殺され抑圧されているか、日本国民に理解してもらうことである。
・デモは中国の旗を持った平和的デモだったが、中国当局は戦車をデモ隊に突入させ大勢の学生たちが死んだ。私たちが現地から直接きいた情報だと、軍の発砲で撃たれた人が数千人だと聞いている。
・デモを暴動に発展させたのは中国政府だ。わたしたちは死傷者のほとんどが漢族という発表を信用しない。
・日本が現地に調査団を派遣して真相を明らかにしてほしい。
・大規模暴動について、わたしは一切関与していない。
・中国政府の民族政策は失敗している。
・世界ウイグル会議が求めているのは、新疆ウイグル自治区の中国からの独立ではなく「民族の自決権」だ。チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世が要求している「高度の自治」については、自分たちは追求しない。

以前このブログに書いた記事
ダライ・ラマ猊下の誕生日に――ウイグル・ウルムチで騒乱
ウイグル人はテロリストではありません!!
ウイグルの件でアルカイダがしゃしゃり出てきた
と併せ読んでいただければ、中国が必死になって喧伝する

 世界ウイグル会議=テロリスト組織

というプロパガンダの嘘がはっきりと見えてくるはずである。

ところが、と言うか、やはり、と言うべきか、中国側は猛反発。

中国紙、カーディル氏訪日に反発 「麻生政権は火種つくった」
2009/07/29 13:18 共同通信
http://www.47news.jp/CN/200907/CN2009072901000359.html

 【北京共同】人民日報傘下の中国紙、環球時報は29日付の紙面で、亡命ウイグル人組織「世界ウイグル会議」のラビア・カーディル主席が訪日したことを1面トップで取り上げ「麻生政権は新たな火種をつくった」として入国を認めた日本政府の対応に反発する姿勢を示した。

 中国政府はカーディル氏について、新疆ウイグル自治区ウルムチで5日に起きた大規模暴動を扇動した「首謀者」と名指しで批判している。同紙は「日本は独立派の女性ボスを入国させた」「中国のメンツがつぶされた」と指摘した。

 カーディル氏の訪日をめぐっては、中国外務省が27日に日本政府に「強い不満を表明する」との談話を発表した。

「中国のメンツがつぶされた」のであれば、カーディル女史は逆に称賛されるべきである。

カーディル氏来日に不快感 「犯罪分子」と崔中国大使
2009/07/27 16:19 共同通信
http://www.47news.jp/CN/200907/CN2009072701000419.html

 中国の崔天凱駐日大使は27日、共同通信などとのインタビューで、世界の亡命ウイグル人組織を束ねる「世界ウイグル会議」のラビア・カーディル主席について、新疆ウイグル自治区ウルムチでの5日の大規模暴動を扇動した「犯罪分子」と名指しで非難し、28日から予定している日本訪問に不快感を表明した。

 大使は暴動を日本の地下鉄サリン事件(1995年)に例え、「事件の首謀者の訪問を他国が受け入れれば、日本国民は反発するだろう」と指摘。中国人も同じ感じ方をするとし、カーディル主席訪問をめぐり日本の関係当局にも「明確な態度」を伝えたと説明した。

 大使は、扇動があったとする根拠について、世界ウイグル会議が暴動の前に、「暴力犯罪事件」を起こすことを決定し「犠牲を恐れない」としたことがインターネットのサイトで分かると指摘。また暴動当日、カーディル主席らが自治区の人々に電話や携帯電話のメールで連絡し、自分の家族には「身の安全に注意しなさい」と指示したことも根拠に挙げた。(共同)

何を言うか。「犯罪分子」の名がふさわしいのは建党以来幾度となく虐殺を続けてきた犯罪者集団・中国共産党の方であり、オウム真理教になぞらえるに値するのはカルト集団である中国共産党の方である。

また、中共に重度の洗脳を受けた“人民”たちの反発ぶりも酷い。

中国ネットユーザー「反日」大合唱 ウイグル人団体代表来日に反発
2009/7/28 J-CASTニュース
http://www.j-cast.com/2009/07/28046210.html

新疆ウイグル自治区で起きた「暴動」をめぐり、日本政府が思わぬ形で批判にさらされている。亡命ウイグル人の団体の代表が2009年7月28 日に来日したが、この代表は、中国からすれば「独立運動の『黒幕』」。日本が代表に対してビザを発給したことに対して、中国で非難が高まっているのだ。中国政府が日本を非難するのはもちろん、掲示板上では、日本製品を買わないように呼びかける声や「日本人は死ね」という声など、感情的な書き込みがあふれている。

「日中関係にもトラブルをもたらそうとしている」

この問題は、2009年7月5日に中国・新疆ウイグル自治区のウルムチで起こった騒乱をめぐり、亡命ウイグル人組織「世界ウイグル会議」のラビア・カーディル主席が09年7月28日に来日することになったことに端を発している。この騒乱では、中国側は「ウイグル人の暴動を鎮圧した」として、その途中で約200人が死亡したと発表。一方、「世界ウイグル会議」では、「デモは平和的なものだった」とした上で、死者数は最大3000人にのぼる可能性があると主張している。
カーディル氏は00年、国家機密を外国に漏えいしたとして懲役8年の判決を受けて服役。05年に釈放されてからは、米国で亡命生活を送っている。ウルムチでの騒乱をめぐっては、中国政府が「カーディル氏が『黒幕』」と主張。来日にも反発しているのだ。
例えば、7月27日には崔天凱駐日大使が共同通信などのインタビューで
「新疆ウイグル自治区を中国から分裂させようとする政治的目的だけでなく、日中関係にもトラブルをもたらそうとしている」
と、不快感を表明している。
一方、ネット上の反応は、「親日」から「反日」に、急激にシフトしている。人民日報系の「環球時報」では、7月23日の段階では、カーディル氏来日について、日本国内の関心が極めて低い様子を報じており、「ルビア(カーディル氏)を『疫病神』と呼ぶ者すらいる」と論評している。同紙のウェブサイト「環球網」のコメント欄には、
「現代の日本人には好感が持てる」
「日本の名誉回復を支持する」
といった親日的なコメントが相次いだ。

「みんな、まだ日本製品を買い続けるの?」

ところが、7月27日になって、ビザが発給されたことが報じられると、ネットユーザーの態度が一変。

「日本との付き合いなんてやめてしまえ」
「日本人は全員死ね」
「日本政府はテロリストにビザを出すのかよ!!」
「みんな、まだ日本製品を買い続けるの?」
「明日、日本企業の前に行って日本国旗燃やしてくる」

と、日本を罵る書き込みが相次いだ。

環球網がウェブサイト上で行ったアンケートでも同様の傾向だ。カーディル氏の来日について「日中関係に影響すると思いますか」と聞いたところ、7月28日17時現在で実に90.6%(16477票)が「はい」と回答している。

なお、カーディル氏の来日は、当初は7月28日から5日間の日程を予定していたが、米下院の外交委員会が急遽、ウルムチでの騒乱についての会合を開くことになった関係で、7月30日朝には日本を出国することになった。7月30日に予定されていた講演会には、7月29日に収録したビデオメッセージで出演するという異例の事態だ。

本当に、ファシスト国家の洗脳とプロパガンダはとは恐ろしいものだ。
あと、何と品位の無い発言をしていることか。こういう、偏った自国愛と差別意識に満ちた品位の無い罵声を吐く輩は、私の最も忌むところである。
何度も書いていることだが、政府が世界最悪だとそこに住む人々も低レベルな人間に育ってしまうものだな・・・

いずれにせよ、ノーベル平和賞の候補として名が挙がる人物にビザを発給することに問題は全く存在しない。中国の自己中心的な内政干渉は、相手にするにも値しない。

ラビア・カーディル女史の来日を、私は心から歓迎する。

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