バス憧れの大地へ

雑記ブログ

間もなく帰国へ

現在、リマのセントロ(旧市街)。

昨日、ナスカからここに移動したのだが、一昨日のナスカにて、ナスカ・ライン(日本では『ナスカの地上絵』といわれている)はセスナの上からくっきりと見ることができた。

ここで、私のテンションはピークに達した。

[これで、旅を終わらせてもいい・・・]

それは、今回の旅に対してばかりではない。
2007年のアジア周遊の旅が終わった後、「旅の終わり」という気がしなかったあの時から続いている宙ぶらりんな気持ちに、ようやく一区切りつけることができそうなのだ。
――多分。

いずれにせよ、あと14時間ほどで帰国の便に搭乗することになる。
充実した旅となったが、もう少し、ここリマを巡ることにしよう。

詳細については、帰国後に連載予定の旅行記をお待ちいただきたい。
https://www.a-daichi.com/travelogue/2009_1_peru/

プーノ

マチュピチュを訪れて十分満足したところで、クスコからプーノへと移動。

バスで7時間少し南下(とはいっても標高はむしろ上がった)し、最後の山を越えたところで、プーノの街とその背後に横たわる広大な湖が見えてきた。
チチカカ湖――ペルー・ボリビア2カ国に跨る国境の湖である。

詳細な旅行記は↓こちらから↓
https://www.a-daichi.com/travelogue/2009_1_peru/14puno1.html

クスコ

クスコに到着。

ここには飛行機で来たのだが、眼下には雲を突き出るようにしてアンデスの高原がすぐ近くに見え、ここが数千メートル級の高地なんだな、ということを実感させられた。

そして、クスコの街。
    ・
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    ・
ぶっちゃけ言って
    ・
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    ・
一目ぼれ!!

こんなにクラシカルな街は久々だ。

ただ・・・
これって南米のクラシカルではなく・・・
スペインのクラシカルなんだよな・・・

――はあ。
複雑な気分。

※現在、写真をPCに取り込めない状態なので、取りあえず文章のみでの報告です。

詳細な旅行記は↓こちらから↓
https://www.a-daichi.com/travelogue/2009_1_peru/04cuzco1.html

ペルーより

現在、ペルー・リマの空港にいます。
間もなく、あのマチュピチュに近いかつてのインカ帝国の首都・クスコへと向かいます。

チベット芸術フォーラムの皆さん、講演会当日のお手伝いができず、本当に申し訳ありません。
東の天空の城のふもとより、成功を祈っています。

間もなく搭乗のため、手短にて失礼いたします。
詳しくは帰国後に連載開始の旅行記にて・・・

旅行記は↓こちら↓
https://www.a-daichi.com/travelogue/2009_1_peru/

チベットクラシックコンサート テチュンリサイタル2009

東京・サントリーホールにチベット音楽の第一人者・テチュンさんを招いてチベット音楽コンサートが開かれ、私も開演前と後はスタッフとして、開演中はオーディエンスとして参加した。
Techung
(写真はイメージ)
集合場所に行ってみると、テチュンさんご本人がまるでボランティアスタッフの一員かのようにごく自然にその場にいて、スタッフ一人ひとりと挨拶をかわしている。

指定席は全て売り切れ、自由席もほぼ満席という盛況の中、古くから伝わる歌、テチュンさんのオリジナル曲合わせて10数曲が演奏された。どの曲も目を閉じるとチベットの風景が思い出され、また映画「雪の下の炎」で挿入歌として使われた曲が演奏された時にはパルデン・ギャツォ師の顔が目に浮かび、涙すら浮かんでしまった。
前半はクラシックコンサートらしく、会場は静かに音楽を聴いていたが、後半に入ると、テチュンさんの呼び掛けもあってある時は手拍子が入り、ある時はステージと客席の間でかけ合いがあったりするなど、まさに演奏者と聴衆が一体となった、理想的な演奏会となった。
アンコール前の最終曲が終わると同時に、ルンタ(経文を印刷した小さな色紙)がステージにまかれる。シンプルに徹した演奏会がこの瞬間、華やかに彩られ、拍手の後、熱いアンコールの手拍子が沸き起こった。

そして、テチュンさんの演奏に負けず劣らず印象に残ったのが、チベット人の子どもたちの歌だった。
当日の解説によると、チベットでは日本でいうわらべ歌のような歌が極めて少ないそうで、テチュンさんは7年前から子どもたちに歌を通して民族のアイデンティティを育んでもらおうとプロジェクトを進めており、ようやくレコーディング可能なところまでこぎ着けたという。
この日舞台に上がった子どもたちは在日チベット人の子どもたちで、子どもらしいはにかんだ表情が初々しかった。司会の方が「お名前は?」と尋ねても「・・・」と声を出して答えられないちびっ子もいて、「おいおい、ちゃんと歌えるのか?」と心配したが、いざBGMが流れると、きっちり2曲歌ってくれた。
子どもたちにとってはいい経験、いい思い出となったことだろう。この子どもたちが歌を通してチベット人のアイデンティティを受け継いでくれることを願ってやまない。

ステージ終了後も、テチュンさんはサイン会をしてくれたり、記念写真に入ってくれたりと、来客の方々やスタッフと気さくに接してくれた。音楽だけでなくこの気さくさが、テチュンさんが人を引き付けるゆえんなのだろう。

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