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雑記ブログ

「聖地チベット展」を参観して(1)

チベット展入場口
チベット展入場口(2009年10月撮影)

以前から書いていたように、ツッコミを入れながらの「聖地チベット展」参観を本日決行。
体調不良でドタキャンした人が出てしまって参加者2人という寂しい結果となったが、めげずに上野の森美術館に出陣した。

入り口こそ閑散としていたが、中に入ると結構な人出。
まずは主催者あいさつや祝辞が掲示されていたが、その中の「中国チベット自治区文物局」なるもののあいさつがまずツッコミどころ満載。

「私たち(筆者注:チベット人)の祖先は、中国文化の養分を吸収し・・・」
――チベットが中国文化の何を吸収したというのか? チベットが吸収したのはむしろインド文化の方が圧倒的に大だぞ。
「民族の文化を発揚し」
――チベットの文化を破壊し尽くしたのは一体誰だ?
「文明の成果を共に享受しあい」
――中国が現在やっていることは中国側の文明の一方的な押し付けにしか見えないが?

「中日の文化交流に・・・」
――日本語で書く時は「日中」とするのが常識だぞ。誰が翻訳したか知らないが、まず中国人だろう。

と、入場していきなりこれだけのツッコミが成立してしまう。
果たして、その展示内容はいかに・・・

※最初は本日分だけで一気に書いてしまおうと思ったのですが、長くなりそうなので連載で書いていくことにします。


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