震災のジェクンド、先日第一報を書いた地滑り被害のドゥクチュのほか、チベット文化が伝わるインド・ラダックでは洪水が発生と、ここのところチベットで天災が相次いでいます。
今月発生したラダックとドゥクチュの被災に関し、ダライ・ラマ法王事務所から支援のお願いのアナウンスがありました。
http://www.tibethouse.jp/news_release/2010/100816_bokin.html
何卒ご協力お願い致します。
震災のジェクンド、先日第一報を書いた地滑り被害のドゥクチュのほか、チベット文化が伝わるインド・ラダックでは洪水が発生と、ここのところチベットで天災が相次いでいます。
今月発生したラダックとドゥクチュの被災に関し、ダライ・ラマ法王事務所から支援のお願いのアナウンスがありました。
http://www.tibethouse.jp/news_release/2010/100816_bokin.html
何卒ご協力お願い致します。
以前、中国の支配に対するチベット本国の人々の本音を描き出した映画“Leaving Fear Behind”「恐怖を乗り越えて」について少しだけ紹介した。その時の記事の最後に、「取材に当たったトンドゥプ・ワンチェン氏とその助手のジグメ・ギャツオ氏は撮影が終わった直後に拘束された」との情報を記載した(ジグメ・ギャツオ氏はその後解放された)が、そのトンドゥプ・ワンチェン氏が健康状態の悪い中、「裁判が近く行われる可能性が高く、重刑を科せられる見込みが高まっている」との情報が入りました。
以下、ロンドンの若松さんから頂いた情報を転載(いつもありがとうございます)。
ITSNより
映画‘Leaving Fear Behind’「恐怖を乗り越えて」のDhondup Wangchen(昨年3月、同ドキュメンタリー映画の撮影終了後に、逮捕)の安否が気遣われています。彼の家族から寄せられた情報とアムネスティ国際本部からの情報によると、彼の裁判が近く行われる可能性が高く、重刑を科せられる見込みが高まっているとのことです。Dhondup Wangchenの家族は、彼の弁護を引きけた弁護士が中国当局によリ、事実上、弁護停止を強制され、彼の裁判は法的弁護を受けられないまま秘密裏に行われる可能性非常に高く、強い懸念を語っています。Dhondupは現在Xining(管理人註:西寧)市、No.1 Detention Centre(第一留置場)で拘束されおり、尋問の際に受けた拷問によるものと 持病のB
型肝炎にたいする治療が全く受けられていないことから健康状態が大変悪いことが報告されています。Reporters Without Borders (国境なき記者団)のHPからDhondup Wangchenのためのオンライン署名ができます。
http://www.rsf.org/Free-Dhondup-Wangchen.html
(彼の奥様によるチベット語の動画あり)
上記のURLより、オンライン署名にご協力お願いします!
先日のエントリーで、チベット・マルカム県のセル・グー・ロ山が鉱物採掘の危機にさらされ、地元民と治安部隊のにらみ合いが続いている、と書いたが・・・
今朝、出勤前にメールをチェックしていると、Students for a Free Tibetからメールが届いていた。
VICTORY! Tibetans Save Sacred Mountain
We are overjoyed to report that Tibetans have successfully
stopped mining operations at Ser Ngul Lo mountain!Thank you to everyone who responded to our urgent appeal for
action last week; more than 2,800 faxes were sent to the Chinese
government. Your actions have made a difference for Tibetans in
Markham County who have been peacefully protesting for months to
save this sacred mountain. Read more:http://www.studentsforafreetibet.org/article.php?id=2001
On Monday security forces were withdrawn from the area after an
agreement was reached between the Tibetan community and Chinese
officials. Negotiations continue over the clean up of toxic
chemicals left over from previous mining operations, which local
Tibetans believe have poisoned water sources leading to the
deaths of both people and cattle.As we share news of this remarkable victory, we are aware that
the situation inside Tibet remains incredibly tense.Chinese armed forces are patrolling the streets of Tibetan towns
and villages, and we hear of harsh prison sentences, arrests,
and beatings almost daily. And yet, by barring foreign
journalists and closely monitoring phone and internet
communications, the Chinese government has effectively stopped
news and images of its ongoing military crackdown from reaching
the outside world.
最初の一行を読んで、踊り上らんばかりの喜びが込み上げた。
以下、翻訳。
勝利! チベットの人々が聖なる山を守った。
私たちは、チベットの人々がセル・グー・ロ山での採掘行為を中止させることに成功したことを、大いなる喜びをもってここに報告する。まずは、アクションを起こすことを求めて先週私たちが提示した緊急アピールに応えてくれた皆さんにお礼を言いたい。2800以上のFAXが中国政府に送られた。皆さんのアクションは、この聖なる山を守るために平和的な抵抗を何か月も続けてきたチベットの人々にとって大きなプラスとなった。詳細は以下。
http://www.studentsforafreetibet.org/article.php?id=2001月曜、チベット人コミュニティと中国当局との間で合意に達した後、治安部隊は当エリアから引き揚げられた。交渉は、先の採掘行為から残留した、人も家畜も死に至らしめると地元民が強く考えている有毒化学物質が浄化されるまで続く。
この注目すべき勝利のニュースを共有すると同時に、私たちはチベット本土の状況が今でも信じられないほど緊迫していることを忘れてはならない。
中国の軍隊はチベットの町や村の通りをパトロールしており、過酷な懲役刑、逮捕、殴打といったことがほとんど毎日耳に届いてくる。そして、外国人ジャーナリストをシャットアウトし、電話やインターネットでのコミュニケーションを注意深く監視することで、中国政府は軍事力による取り締まりのニュースとイメージが外界に届くのを効果的に阻止しているのだ。
以下、別件が続くが、それはまた別の機会ということにして・・・
やったあ!!
非暴力闘争の勝利!!
チベット人、そしてチベットサポーターにとって、これは勇気づけられるニュースである。
しかし、上に書いた内容の最後の部分・・・
そう。このニュースは辛うじてSFTには届いたものの、中国政府によって伝達が阻まれている可能性が高いのである。
現地のチベットの人々を勇気づけるであろうこのニュースが彼らに伝わらないかもしれないのかと考えると、それが残念でならない。
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先日告知したダライ・ラマ法王特使ケルサン・ギャルツェン氏の来日講演会を拝聴させていただいた。
あらためて、ケルサン氏のプロフィールを以下に掲載。
<ダライ・ラマ法王特使(使節員) ケルサン・ギャルツェン氏 経歴>
1951年 チベット・カム地方に生まれる
1963年 勉学のためスイスへ。ビジネスおよび事務管理を学んだ後、 1983年までスイスの大手銀行に幹部として勤務
1983年 インド・ダラムサラの中央チベット行政府の情報・国際関係省(外務省)において1年間のボランティアに従事
1985年 スイスにあるチベット事務所においてダライ・ラマ法王の代表者に任命
1992年 ダライ・ラマ法王の秘書官としてインド・ダラムサラにあるダライ・ラマ法王事務所に異動
1999年 ダライ・ラマ法王の駐欧州連合特使として再び欧州へ異動
2005年 スイス・ジュネーブにあるチベット事務所の代表となり2008年春まで兼任。現在は、ダライ・ラマ法王により任命されたチベット代表団特使のひとりとして中国政府との交渉にあたっている
<職責>
ダライ・ラマ法王の駐欧州特使として、チベット亡命政府と中華人民共和国との対話の促進を図ることを主要な職責とし、これを全うすべく、ダライ・ラマ法王の中道政策を欧州諸国に伝え広め、支援を得、チベット問題が平和的に解決するよう取り組んでいる。
ダライ・ラマ法王は、チベットの分離独立を求めているのではないことを明確に表明しておられ、中華人民共和国という枠組みのなかで名実を共にする自治権を得るべくご尽力されている。
これを伝えるための中国政府代表団との対話にあたり、ダライ・ラマ法王が委任された2名の高官特使のうちのひとりとして、2002年以降、中国指導部との8回の公式協議と1回の非公式協議に臨むとともにチベット交渉対策本部のメンバーも務めてきた。
ダライ・ラマ法王の特使という立場から、チベットに関する講演やインタビューにも精力的に取り組み、チベットの人々の悲劇に光をあてるべく尽力している。
会場は東京・代々木の国立オリンピック記念青少年総合センター国際会議室。通訳機による同時通訳付きと、結構本格的である。
19時、ケルサン氏入場。TVニュースなどで既に登場しているのでご覧になった方もいらっしゃるかもしれないが、ケルサン氏は穏やかな表情をした、スーツの似合うジェントルマンだった。
講演が始まり、まず出たのがチベット問題に対する日本への期待感。
「日本はアジアで非常に重要な国です。日本は完全な民主主義、自由、開かれた情報、モラルのある国であり、大きな役割を果たすことができます」
それから、チベットの歴史において「最も闇の時代」である中共侵略以来の60年におけるチベットの問題を語った後、
「なぜ中国政府はこのような政策を用いているのか。それはチベットに対する理解が無いことに起因します。また、(中国とは違う)ユニークなチベットの文化・言語・地理、そしてアイデンティティが脅威になることを恐れているから、抑圧を続けているのです。現在の状況は中国人の利にもチベット人の利にもなっていません」
と語る。
そして、中国共産党政府との交渉に携わってきたケルサン氏ならではのお話――交渉の様子に話が及ぶ。
ケルサン氏は独立を求めず、両者にとってメリットがあり同意できる中道のアプローチの姿勢を以て交渉に当たる。
「亡命チベット人が帰省する、また亡命チベット人を家族に持つ本土のチベット人が亡命者と会うために海外に行くことを認めてください」
「ダライ・ラマ法王の写真を禁止することをやめてください」
「年に1度程度の対話の機会をもっと増やしてください」
「法王のチベット巡礼を許可してください」
などのことを要求するが、視点・立場の違いから中国共産党政府はそれらをことごとく拒否する。
そして、2008年11月。
前回の会談で「『真の自治』ということを言うのならそれがどんなものか見せてみろ」と言われたことから、代表団はチベット人にどのようなニーズがあるか、中国の憲法の枠内で実現できるか、を考慮した上で草案をまとめ、提出した。
しかし、中国側は
「草案のタイトルさえも容認できない。ダライにチベットのことを語る権利は無い!!」
と一蹴。
「ならなぜ提出しろと言ったのですか?」
と尋ねると、
「これはお前らの中国に対する態度のテストだ。お前らはテストに無残に落ちたのだ」
――何という傲慢。
――何という不誠実。
完全に上からの目線、自分たちが絶対であるという姿勢で語っている。
「中国政府は最初の交渉の時から変わっていない。政治的な意志も、勇気も、問題を解決する気持ちもありません」
と、ケルサン氏は批判する。
それでも、ケルサン氏は法王譲りの?オプティミズムでこう語る。
「私たちはこれからも中道のアプローチを支持します」
「常に非暴力の道で行くべきです」」
「北京政府からゴーサインが出ればいつでもチベット問題に関して話し合う用意があります」
「政府レベルにとどまらず、違ったレベルでのコンタクト――例えば、チベット人と中国人の学者・専門家との交流、若いチベット人と若い中国人が一堂を会するフォーラムの開催、中国の仏教徒とチベットの仏教徒の交流、中国語の出版物・Webサイトの発行――等の方法もあります。チベットの若者は、中国語・中国文化を学んで直接コンタクトできるようになってください。そして、チベットの視点を相手に分からせてください。」
「チベット人の声だけでは足りません。国際社会の協力が必要です。日本を訪問したのも、チベット問題がアジアの政治的問題であることを知ってほしかったからです」
講演終了後も、質疑応答で会場の熱気はやまない。
質疑応答の最後の方が語った。
「チベット問題を(中国の)国内問題として理解してはいけない。国際問題であり、人道問題である。日本人はもっとチベット問題に関心を持たなければならない」
この言葉で、講演会は締めくくられた。
実際に中国当局との交渉に挑んだケルサン氏の言葉には重みがあった。
ケルサン氏はアジアの有力国として日本に対して大きな期待を寄せている。如何に小さなことでもいい。その期待に応える努力を続けようではないか。
注:文中のケルサン氏の言葉は、通訳者の言葉をそのまま書いたものではありません。「自分だったらこう訳出する」という思いで書いた部分が少なからずあります。
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ナマステ・インディア2008の後、東京・杉並区の善福寺川緑地で行われていた「チベットリンカ」に参加してきました。
「リンカ」というのは「ピクニック」あたりに相当するチベット語で、「チベットリンカ」ではmixiなどで知り合った、あるいはこのイベントを知ったチベットサポーターが公園などに集まって、バーベキューなどをしながら親睦を深めつつ、道行く人たちにチベット問題をアピールしています。
私は飛び込みで参加したのですが、皆さん既に以前から交流があったようで、初めはなかなかその中にとけ込むことができませんでした。それでも、皆さん「チベット」という共通の関心を持つ方々です。チベットに取り持たれて少しずつ、集まりになじんでいくことができました。
バーキューのほか、缶バッジ作りを体験(写真1)したり、折鶴をジグソーパズルのパネルのようにしてチベット国旗をかたどっていく作業を手伝ったり、チベット仏教のお鈴(名前何でしたっけ…?)を体験たりと、チベットを取り込みながら日曜の昼下がりを楽しみました。
そして、暗くなってからがメーンイベント。キャンドルナイト(写真2)です。
約80個(適当に数えた)のキャンドルに火を灯し、中国のチベット弾圧で犠牲になった人々の冥福を、世界の平和とチベットの真の解放を皆で祈りました。
私はキャンドルに火が灯されてから間もなく、帰途に就きましたが、同じチベットサポーターの方々と交流できて、とても実りのある1日でした。
次の機会にもぜひ参加します。
そしてこの日記を読んでいるあなた! 次はあなたも参加しませんか?