九戸城
くのへじょう
続日本100名城 No.104
- 場所
- 岩手県二戸市福岡城ノ内(地図)
- 築城時期
- 戦国時代(1500年前後)
- 築城主
- 律令政権
- 主な城主
- 九戸氏、南部氏
- 分類
- 梯郭式平山城
- 遺構
- 曲輪、石垣、堀、土塁
- 概要
-
戦国時代に南部氏の一族である九戸氏が三方を河川に囲まれた要害の地に築城し、居城とした、総面積34haの広大な城。1590年、家督争いのあった南部家の当主・南部信直と奥州仕置を行う豊臣政権に対して九戸政実が反旗を翻し、九戸城に籠もり戦うが鎮圧されるという、「豊臣秀吉による天下統一の総仕上げ」とされる九戸政実の乱の舞台となり、その後は蒲生氏郷によって改修され、南部宗家の本城となった。1597年の不来方(盛岡)築城で南部氏の居城は盛岡城へ移され、それに伴い「福岡城」と改称されるが、人々の九戸氏への思いから「九戸城」という名前は残る。のち1636年、廃城、破却される。
1935年、国の史跡に指定。1989年から発掘調査が継続され、石垣、堀、土塁、本丸や二の丸などの曲輪が姿を見せている。
- 公共交通機関による
アクセス - JR東北新幹線、いわて銀河鉄道二戸駅からJRバス東北、二戸市コミュニティバスで呑香稲荷下車、徒歩10分。
- 100名城スタンプ
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九戸城跡ガイドハウス(地図)
- 探訪記の該当部分
- 東北・西北海道100名城(2)―盛岡城、九戸城
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