唐沢山城
からさわやまじょう
続日本100名城 No.114
- 場所
 - 栃木県佐野市富士町(地図)
 
- 築城時期
 - 平安時代(927年)
 
- 築城主
 - 藤原秀郷
 
- 主な城主
 - 佐野氏
 
- 分類
 - 連郭式山城
 
- 遺構
 - 石垣、大手枡形、土塁、縦堀、堀切、土橋、復元井戸
 
- 概要
 - 
平安時代の927年、のちに平将門の乱を鎮撫する藤原秀郷が下野国押領使を叙任し関東に下向して唐沢山に城を築いたのが始まりとされる。その後一時廃城となるが、1180年、秀郷より数えて9代の俊綱の弟・成俊が再びここに城を再興し、城は鎌倉時代に亘って30余年をかけて完成する。関東地方の古城には珍しく高い石垣が築かれているのが特徴。成俊は佐野氏を名乗り、以後唐沢山城は佐野氏の居城となる。戦国時代、北条氏、上杉氏の二大勢力に挟まれていたため、たびたび戦場となるも、上杉謙信を何度も撤退させたため、関東一の山城と賞賛される。江戸時代に入り、山麓に佐野城が築かれたため唐沢山城は廃城となる。
2014年、城跡が国の史跡に指定される。
栃本城、根古屋城、牛ヶ城の別名あり。 
- 公共交通機関による
アクセス - 東武佐野線 田沼駅から徒歩45分。
 
- 100名城スタンプ
 - 
			
唐沢山神社社務所(地図) 
- 探訪記の該当部分
 - 北関東100名城(4)―足利氏館、金山城、唐沢山城
 

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