バス憧れの大地へ

世界への旅(旅行記)

南モンゴル、大陸中国・北京

フフホト入り ~早速草原行き確定

1998年8月27日

モンゴル高原の大草原を目指し、いざ、南モンゴルの中心都市・フフホトへと向かう。但し、日本からの直行便は無いので中国の北京経由となった。

北京空港に着いたのは、夕方近く。ここから、日本で予約しておいたフフホト行きの便に乗り換えることになるが、まだ時間があったので、喫茶店でコーヒーを飲むなどしながら待っていると、ようやく搭乗手続きの案内アナウンスが聞こえてきた。

さあ、南モンゴルも目の前だ

期待に胸を膨らませながら、私はチェックインカウンターでチケットを差し出した。ところが、コンピューター画面を見る服務員の様子がおかしい。

あなたの名前…ありません

おい、冗談じゃない、オーバーブッキングか? 私が必死になって抗議しても、服務員は”stand by”の一点張りだ。しばらく粘った結果、ようやく搭乗券を渡してもらったが、そこにはやはり、私の名前は無かった。仮に飛行機が落ちたとしても、私はそれに乗っていないことになり、永遠に行方不明者として、この世から消え去ることになる…。
(その数年前の「地球の歩き方・中国」に、全く同じ様な体験談が載っていたが、まさか自分がそれを再現しようとは思わなかった)
結局飛行機は、無事フフホトに到着したが、機体がオンボロだったこともあって、これほど緊張したフライトは、後にも先にも無いことだろう。

私が乗った北京-フフホト便には、他の日本人客も結構乗っていた。そのうちの1人が、私が目指しているのと同じホテルに予約をしているというので、タクシーを相乗りすることになった。私はいつものように、飛び込み客だったが、幸い空き部屋があり、すんなりとチェックインできた。
さて、明日は草原ツアーの予約と市内の見どころを回ることにして、今日は寝るか ―― と思っていたところへ、部屋に電話が掛かってきた。電話の向こうからは、流暢な日本語で「明日からの草原ツアーに参加しませんか?」との言葉が聞こえてきたので、取りあえず部屋の外まで来て頂いた。
ホテル内にオフィスを置いている旅行社の日本部のスタッフ2人から料金など具体的な話を聞かせてもらったところ、1泊で600元、2泊で800元と、まずまず良心的だ。納得した私はそのツアーに参加することにした。

早くも、明日は草原入りだ。

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