バス憧れの大地へ

世界への旅(旅行記)

香港、深圳、マカオ

香港着 ~3度目の“魔都”訪問

2004年1月27日

大陸中国・大連へ向かう途中、香港・マカオへ寄り道することにし、この日の夕方、成田空港で出国ゲートをくぐった。しかし、何やら頭がぼうっとする。それはやがて、頭痛へと変わっていった。
旅を始めようとした矢先の体調不良、しかも既に出国ゲートをくぐった後での出来事である。引き返すに引き返せず、売店で頭痛薬を買い、そのまま搭乗に踏み切った。
機内食を食べ、アルコールは控えて薬を飲んで少し寝ると、目が覚めた頃には少し楽になっており、しかも間もなく香港に到着、という段階になっていた。完全ではないにしても、回復してくれて幸いだった。これからの楽しみが、おじゃんにならずに済む。

午後10時近くになって、チェクラップコク国際空港に到着。3度目の“魔都”訪問だ。
空港を出て、目的地へ向かうバスに乗ろうとしたが、目の前で発車していく。今回は、一時帰国からの帰還のついでに、という旅行であったため、私としては珍しくトランクを引きずっており、余り身軽ではなく、乗り過ごしてしまった。
バスの他に鉄道で行くという手段も考えられたが、改札口が遠く、さっきまで頭痛に悩まされていた身には移動がおっくうに感じられた。私は20分後の次のバスを待って、ようやく香港島に向けて移動を再開した。 ナイト・ホンコン
ナイト・ホンコンの光景

宿は本当なら、4年前にも泊まった重慶大厦(チョンキンマンション)に再チャレンジしたかった。しかし、トランクを引きずって重慶大厦、というのは余りに似つかわしくなかったし、夜遅くに到着してあの怪しいビルへ行くことにやや危険すら感じてもいた。今回は重慶大厦はパスすることにして、私は香港島・銅鑼湾(コースウェイ・ベイ)にある宏發賓館に向かった。宏發賓館は香港では安宿の部類(1泊200HK$程度)に入り、無料でインターネットもできるということで、目を付けていたホテルだ。まだ春節休みのシーズンが終わってはおらず、夜遅くの到着になるため、これも私としては珍しく、事前に予約をしていた。
バスの車窓から見えるネイザン・ロード等のナイト・ホンコンの光景は、相変わらず派手で、賑やかだ。来る前は、到着が夜遅くになるからとあれこれ考えていたのだが、日付が変わろうとしている時間にもかかわらず、空が黒いというだけで日中の如く賑わっているこの光景を見ていると、そんな配慮は無用だったのではないか、とすら思えてくる。

バスを降りて少し歩くと、宏發賓館に到着。この時、既に時刻は午前零時近くになっていた。時間も時間だし、体調も決して全快という訳ではなかったため、そのまま翌日に備えて就寝した。

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