バス憧れの大地へ

世界への旅(旅行記)

アジア周遊第7部 マレー半島、タイ

バンコク-1 ~カオサン・ロード

2007年10月4日

マレー鉄道車内で夜を明かし、午前7時前、2段ベッドが再び座席に組み替えられる。

前日夜のうちに注文しておいた朝食が運ばれてきた。しかし、トースト2枚にコーヒー、ジュース、少しばかりのフルーツという内容で70Bは高い。
その後、途中駅で停車した時、売り子が安い弁当を売りにやって来た。
[こっちにすればよかった…]
マレー鉄道内で食事は注文するものではない。

マレー鉄道からの風景
マレー鉄道から見えるタイの風景
マレー鉄道からの風景
スラムのようなバラックも

ベッドの上段で寝ていた間は見えなかった外の風景が、座席になってよく見えるようになる。
車窓の外には、ヤシやパインの木、田園、農村、町、川、駅 ―― 様々な“タイ”見えてくる。
やがて、"都会"の風景が見えてきた。
いよいよ、バンコクである ―― 不思議と気持ちが高揚してくる。
ホワランポーン
バンコクの中央駅・ホワランポーン

午前11時前、バンコクの中央駅・ホワランポーンに到着。ところが、バスの路線や乗り場が全く分からず、目的地までタクシーに手を出してしまう。
駅から目的地まで、バンコク市街の様子を観察してみる。道幅が広く、交通量も多い大都会バンコクを垣間見ることができる。

到着した場所は、カオサン・ロード
バックパッカーの聖地”といわれる、世界中のバックパッカーが集う街だ。

ここまでの旅で私が訪れた街では日本人率が結構高かったが、ここでは、日本人が少ないはずはないのに日本人率が今までより低い。それだけ各国からの旅行者が集まっている多国籍エリアだということだ。
カオサン・ロード
"バックパッカーの聖地"カオサン・ロード
「カオサン」という名前の道そのものは、わずか300mの短い道にすぎない。しかし、そのわずか300mの道とその周辺には、無数の宿、飲食店、旅行社、T シャツ屋、コンビニ、インターネットカフェ、マッサージ屋、タトゥー屋、屋台などがひしめき合い、中は国籍ごちゃまぜ状態になっている。「カオサン」という名の由来は「カオス」にあるのでは?と思えるほどだ(実際はタイ語で『白米』の意味)。
ここに集う旅人が店を集め、そしてその店がまた旅人を集める、といった循環が成り立っているのである。

私はこのカオサン通り一帯にあるカオサン・トラベラーズ・ロッジのドミトリーをバンコク巡りの拠点に選んだ。
この時は…

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