バス憧れの大地へ

世界への旅(旅行記)

アジア周遊第7部 マレー半島、タイ

タイ北辺-1 ~温泉と古寺

2007年10月12日

朝、チェンマイのゲストハウスの前に一台のワゴン車が止まる。日帰りツアーのピックアップに来たのだ。これでいざ、"タイの別な顔"を見に出発だ。(本来なら昨日のうちに行ってしまうこともできたのだが、一昨日、旅行代理店の営業時間に間に合わずに申し込みが昨日となり、今日の出発となった)
参加したツアーの名前は一応、「チェンラーイ(チェンマイから北東へ180kmほどの街)ツアー」となっていたのだが、実際にはチェンラーイはちょっと立ち寄るだけで、実際の行き先はタイ北辺のチェンセーン、メーサーイ、そして少数民族の村だった。
参加者は、私を含め11人の外国人。シンガポール人、ドイツ人、オランダ人など、多様な顔ぶれだ。
同行するガイドは、愛嬌のある可愛いタイ人女性。勿論英語ができるが、彼女の英語は非常に聞き取りやすい。 出かける前から楽しみが膨らんできた。

チェンマイを離れ、先へと進むうちに、車窓の風景が田園へと変わっていく。
私が見たかった"タイの別な顔"の一つ・タイの原風景を、まずは見ることができた。

タイの原風景
タイの原風景
ポン・ナム・ロンの温泉
ポン・ナム・ロンの温泉

最初に、チェンラーイのポン・ナム・ロンの温泉を訪れる。とはいえ、時間が無いので勿論入浴は無く、見るだけ。白い湯気が立ち込める円形のプールの中に入れられた籠の中に入っていたのは…

つまりは温泉卵だ。どこの国でもやることは一緒である。

つかの間のチェンラーイ訪問を終えて、チェンセーンへ向かう。
車の中で、皆うとうととしていると

ぐっども~にんぐ えぶりばでぃ♥

ガイド嬢の可愛い声で起こされた。どうやらチェンセーンに着いたようである。

ワット・チェディ・ルアン
チェンセーンのワット・チェディ・ルアン
黄金仏
ワット・チェディ・ルアンの黄金仏

ここではまず、ワット・チェディ・ルアンを訪れる。チェンマイ中心部にある寺院と同じ名前だが、別物である。この街のワット・チェディ・ルアンは14世紀に建てられた王室寺院で、大きな仏塔とちょっと頭でっかちな本堂の黄金仏が象徴的だが、その他の建物は崩壊してしまっているものが多い。

ここはここで悪くないが、「チェンセーンと言えば…」という場所がまだある。
私たちはその場所へ向けて、更に車を進めた。

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