バス憧れの大地へ

世界への旅(旅行記)

ギリシャ、カタール、香港

アテネ-5 ~15:00 Close…

オモニア広場
オモニア広場
モナスティラキ広場から方向を変えて北へ。暫くするとオモニア広場に行き着く。しかし、先ほどのモナスティラキ広場と比べると賑わいも華やかさも感じられず、ひっそりとしている。聞くところによると、この一帯はアテネでもかなり治安が悪い場所らしい。

更に北へと歩き、午後3時、目的地である国立考古学博物館に到着した。しかし、門は閉ざされている。その横にあった掲示を見てみると…

15:00 Close ※何と書いてあったか正確には記憶に定かではない

何ともはや…ちょうど閉館時間に到着してしまったのだった。そう言えば1年前にも同じようなことがあった記憶がある。

開いていないものは仕方が無い。ここは後日あらためて来ることにして、別の場所を回ろう。
目をつけたのは、ここから十分徒歩圏内のリカヴィトスの丘だ。先ほどアクロポリスからも見えていたが、アクロポリスよりも高い丘で、あそこから見るアテネの眺望も絶景に相違ない。

国立図書館
国立図書館
アテネ大学
アテネ大学
アカデミー
アカデミー

オモニア広場まで戻り、今度はそこからパネピスティミウ通りを南東に向かって歩く。途中、国立図書館アテネ大学アカデミーが立ち並ぶアカデミックな界隈を通過する。古代ギリシャの時代以来のアカデミックさ(『アカデミック』という言葉自体が『アカデミー』を語源とする訳だが)はこうして綿々と続いているのだ。
リカヴィトスの丘
リカヴィトスの丘(アクロポリスより撮影)

シンタグマ広場手前からコロキナ地区のの裏通りに入り、坂道を上っていくとリカヴィトスの丘の頂上まで行くケーブルカーの駅があった。これに乗れば楽に丘の頂上まで行くことができる。しかし、チケット売り場の掲示を見てみると…

9:00 - 15:00 ※これも何と書いてあったか正確には記憶に定かではない

ここも15時で終了か ―― しかし、今度はここで諦めはしない。ケーブルカーが動いてなくても歩いて登れば済む話だ。少し歩くと登山口が見つかったので、私はそこから山道を歩き始めた。

なかなかハードな坂道だったが、時間はそんなにかからなかった。程なくして白壁の教会や鐘楼のある頂上に到着した。
想像していた通り、ここから見る眺めは素晴らしかった。これまでは見上げるかその場に立って見るばかりだったアクロポリスが今度は眼下に見える。更にその向こうには、やや霞んでしまってはいるものの、アテネに隣接する港町ピレウスとエーゲ海を見渡すことができる。

リカヴィトスの丘頂上の教会
リカヴィトスの丘頂上の教会
リカヴィトスの丘からの眺望
リカヴィトスの丘から望むアクロポリス。奥にはピレウスやエーゲ海も

夜にはあの港町からエーゲ海に繰り出す予定である。あの海の向こうにはどんな世界が待っているのだろうか。

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