バス憧れの大地へ

世界への旅(旅行記)

ラダック、北インド(2011年)

シャワー

2011年9月27日

ザンスカール・パドゥムの宿は街北部のチャンタン・ホテルに決めた。広くてこざっぱりとしたシャワー・トイレつきの部屋を、300ルピーから250ルピーに値引きさせてもらった。

さて、部屋を決める前に一つ気になることを尋ねてみた。
「ホットシャワーは使えますか?」
「いえ、お湯はバケツで50ルピーの別料金になります」

上の写真を見てもらうと、シャワーはあるし、コックもきちんと2つある。しかし、使えるのは冷水の方だけなのだ。
シャワー
以前、レーの2つ目の宿でシャワーのお湯が出ないと騒いだ私のことだから、別の宿を探すかと思いきや・・・
「分かりました」
と、納得してその部屋に決めてしまったのである。

実は、ラマユルの宿で学習したことがあったのだ。
レーは別として、ラダックではホットシャワーが使えないことが多いのである。例え、寒くなり始めたこの季節でもだ。省エネの一環なのだろうか・・・
ラマユルでもホットシャワーが使えず(宿の主人によると、その宿に限らず地域全体で使えないとのことだった)、石鹸で洗った体を冷たい水でふいて、冷たい水で洗髪をした。この日もその繰り返しである。入浴後は、予め手持ちの魔法瓶に入れてもらった熱いチャイを飲んで体を少しばかり温めたが、それでもまだ寒い。

ラダックに来てあちこち回ろうとする人は、気合で冷水浴するか、体を洗わないかの気構えが必要になるかもしれない。

え? 50ルピーぐらいけちるなと?

(ちなみに、アルチで私が泊まった宿はシャワー・トイレつきの部屋なのに冷水すら出ず、カルギルで泊まった宿では自分の部屋があるフロアにシャワールームが見つからず他のフロアを探すのも面倒だったので、これらの日は入浴せず別の場所に移動した次の日に2日分纏めて冷水浴した。まあ、2日に1回ぐらいでも別にいいじゃないですか・・・)

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