バス憧れの大地へ

世界への旅(旅行記)

ラダック、北インド(2011年)

サニ―パドゥム

2011年9月29日

さて、サニからの帰りだが、このあたりにはバスという交通手段がまず無い。乗り合いタクシーやジープ、トラックなどが来るのを待って乗せてもらうしかない。
しかし、その車がなかなかやって来ないのがザンスカールである。

暫くは地元の「Photo!」などとまとわりついてくる可愛い地元の子どもたちを相手にしながらサニの道端で車が来るのを待っていた。
サニの子どもたち

しかし、このままじっとしていて車が来ない場合を考えると、少しでもパドゥムに向けて前に進んだ方がいいだろう、と思い立ち、私は昨日に続いてウォーキングに踏み切った。

幸い、道は大した上り坂も無くほぼ平坦で、途中には道としてまずまず整備された近道もあった。道のりも7km程度と昨日ほどではない。むしろ、途中の風景を楽しみながらパドゥムへの道を歩いた。

途中で渡った鉄橋
途中で渡った鉄橋 途中で通りかかったチョルテンとマニ壇
途中で通りかかったチョルテンとマニ壇

途中で写真を撮ったりしていたのでペースは遅くなったが、約1時間40分でパドゥムに到着した。
そして、その1時間40分の間に私を追い越した車両は――僅かに5、6台だった(前半は停めようとして手を挙げても停まってくれなかったが、後半は「最後まで歩いてやれ」という気持ちになって手すら挙げなかった)。
これが、ザンスカールの交通事情の実態である。

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