バス憧れの大地へ

世界への旅(旅行記)

ネパール(2012年)

HAPPY HOME(パタン)-4 ~笑顔たちと再び

パタンに立ち寄ったところでもう一度、前日に訪れた孤児院HAPPY HOMEを訪れることにした。昨夜到着したグッチ君がまだHAPPY HOMEを訪れていなかったからだ。
ほんの24時間前に習字を書いてあげたり、折り紙やシャボン玉を教えてあげたりした私たちを、みんなよく覚えていて温かく歓迎してくれた。あの触れ合いの中で私たちと子どもたちはみんな、国籍も民族も年齢も境遇も越えて、すっかり仲良しになっていた。中にはメンバーにすっかり懐いて、親子のように仲良くなった子どももいた。

ネパールの孤児院Happy Homeにて
「また来たよ!」
ネパールの孤児院Happy Homeにて
仲間のしるし?
ネパールの孤児院Happy Homeにて
親子のように仲良しに

残念ながら今回は、次の移動の都合もあってほんの僅かな時間の訪問と交流に終わってしまった。
「明日も来る?」
「ううん、ごめん、明日は…」
子どもたちの純粋な言葉に、嬉しいやら胸が痛いやら――でも待ってて。いつかまた、必ず来るから!!

ネパールの孤児院Happy Homeにて
みんなでパチリ。「楽しかった!また来るよ」

この日は、カトマンズ、パタン同様3王国時代の都だったバクタプルに泊まり、翌朝早くに出発してヒマラヤを望む村・ナガルコットに向かうことになる。予定していた宿が手違いで一杯になってしまっていたというトラブルもあったが、案内人のゴビンダが尽力してくれたお陰で「却ってこっちの方が良かったんじゃないか?」と思えるくらいいいゲストハウスに泊まることができた。
夜のバクタプル
夜のバクタプル
みんなの旅のテンションはほぼMAX状態だった。明日の朝が早いというのに、遅くまで盃を傾けながら語り合ったり、いにしえの雰囲気漂う夜の古都散策に出かけたりと、旅の活動はとどまるところを知らない。

明日向かうナガルコットは、前回のネパール訪問でも行きたかったのに行くのを断念した場所だった。あの時は折悪しく雨季で、行ったところでヒマラヤの雄姿を見ることはできないだろう、と判断してのことだった。
今回もちょうど雨季と乾季の境目という微妙な時期である。5年越しの念願を叶えることができるか――しかし、相手は自然である。こればかりは天に幸運を祈るほかない。

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