春日山城
かすがやまじょう
日本100名城 No.32
- 場所
- 新潟県上越市中屋敷他(地図)
- 築城時期
- 南北朝時代
- 築城主
- 上杉氏
- 主な城主
- 長尾氏、上杉氏、堀氏
- 分類
- 連郭式山城
- 遺構
- 郭、土塁、堀切、井戸、虎口
- 概要
- 現在の新潟県上越市にあった中世の山城。南北朝時代に越後国守護である上杉氏が越後付中(府内)の守護所(現在の直江津駅周辺)を守る為の詰め城として築城したのが始まり。春日山山頂に築かれ、天然の要塞を持つ難攻不落の城とされた。麓の城下も土塁と監物堀(けんもつぼり)で守られた、総構の城でもある。1507年、守護代であった長尾為景が上杉定実を擁立して守護上杉房能を追放し、新守護として定実が府中に入ると、長尾氏が春日山城主となった。以後、為景、晴景、上杉謙信(長尾景虎)、上杉景勝の4代の居城となり、特に謙信は春日山城を拠点に勢力を広げる。景勝が会津へ転封となった後に越後を支配した堀氏は政治を取り仕切るのに不便と考え、1607年に直江津港近くに福島城を築城して移り、春日山城はその役目を終える。
1935年、国の史跡に指定される。
鉢ヶ峰城の別名あり。
- 公共交通機関による
アクセス - 妙高はねうまライン 春日山駅から
・春日山・佐内線バスで春日山下下車、徒歩20分。
・徒歩40分。
- 100名城スタンプ
- 探訪記の該当部分
- 山形・新潟100名城(4)―春日山城
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