姫路城
ひめじじょう
日本100名城 No.59
- 場所
- 兵庫県姫路市本町(地図)
- 築城時期
- 室町時代初期(1346年)
- 築城主
- 赤松貞範
- 主な城主
- 小寺氏・黒田氏、池田氏、本多氏、松平氏、榊原氏、酒井氏
- 分類
- 渦郭式平山城
- 遺構
- 現存天守、櫓、門、塀、石垣、堀、土塁、庭園
- 概要
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1346年、室町幕府の赤松貞範が初めて築城したとされる。1576年に織田信長の中国攻めで羽柴秀吉が播磨に進攻すると、毛利氏に与していた小寺氏は没落するがその家臣だった黒田孝高(官兵衛)は秀吉に仕え、本丸を秀吉に譲り自身は二の丸に移る。この頃から城は黒田氏や羽柴氏、更に関ヶ原の戦いの後に城主となった池田輝政によって拡張され、内曲輪だけでも23ヘクタール、外曲輪まで含めると233ヘクタールにも及ぶ規模になる。城門から天守へと至る道は複雑で、鉄壁の守備を誇る。幕末~明治の戊辰戦争では城主の酒井忠惇が老中として幕府側に就いたため朝敵となり新政府軍に包囲されるが、最終的に開城する。
明治の版籍奉還後は国有化され陸軍省の管理下に入り、間もなく民間に払い下げられたが再び国有化。「明治の大修理」が行われた後、1914年、姫路市へ無償で払い下げられる。1927年、史跡に指定。1931年、現存12天守の1つである天守閣が国宝に指定される。昭和の大修理、平成の修理を経て、現在まで存続する。
白鷺城の別名あり。
- 公共交通機関による
アクセス - JR山陽新幹線・山陽線・播但線姫路駅から市バスで姫路城大手門前下車、徒歩5分。
姫路駅から徒歩15分。
- 100名城スタンプ
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管理事務所入口(入城口横)(地図)
- 探訪記の該当部分
- 関西100名城巡り―赤穂城、姫路城(1)、関西100名城巡り―姫路城(2)
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