岡山城
おかやまじょう
日本100名城 No.70
- 場所
- 岡山県岡山市北区丸の内(地図)
- 築城時期
- 室町時代初期(14世紀中盤)
- 築城主
- 上神高直
- 主な城主
- 宇喜多氏、小早川氏、池田氏
- 分類
- 梯郭式平山城
- 遺構
- 櫓、石垣、堀
- 概要
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戦国時代に岡山の地を支配した宇喜多直家が居城とし、息子の秀家が継ぐが関ケ原の戦いで西軍につき敗れて八丈島に流され、その後を関ケ原の戦いで西軍を寝返り東軍を勝利に導いた小早川秀秋が入る。しかし秀秋が死去し小早川家が断絶したため池田輝政の次男忠継に与えられ、のち池田家が幕末まで城主となる。
旭川の流路を変更して天然の堀とし、現在公園として整備されているのは本丸のみで、往時は現在の柳川筋に当たる外堀まで縄張が広がっていた。宇喜多氏の時代に望楼型4重6階の天守が建てられた。
明治の廃城令で縄張の多くは市街地化されたが天守を含む本丸は残され、天守は国宝に指定されるが、第2次大戦の空襲で焼失。1950年、焼け残った月見櫓・西之丸西手櫓が重要文化財に指定される。1966年、天守が鉄筋コンクリート造りで外観再建された。安定感のある形と黒い壁が重厚感を出している。1987年、「岡山城跡」として史跡に指定される。
烏城、金烏城の別名あり。
- 公共交通機関による
アクセス - JR山陽新幹線、山陽線岡山駅から岡山電軌東山線で城下駅下車、徒歩10分。
- 100名城スタンプ
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岡山城天守閣入り口(地図)
- 探訪記の該当部分
- 岡山100名城(1)―岡山城、津山城
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