村上城
むらかみじょう
続日本100名城 No.131
- 場所
- 新潟県村上市二之町(地図)
- 築城時期
- 戦国時代(1500年)
- 築城主
- 本庄氏
- 主な城主
- 本庄氏、堀氏、内藤氏
- 分類
- 平山城
- 遺構
- 石垣、堀
- 概要
-
現在の新潟県村上市街地東端の臥牛山(標高135m)の頂に築かれた平山城。戦国時代、越後揚北衆の本庄氏により築城された、木柵で防御された中世式の城郭(本庄城)が始まりとされる。1568年、城主本庄繁長は上杉謙信に反旗を翻し、1年に亘り籠城を行った。1598年、本庄氏の会津転封で村上頼勝が領主となり、近世城郭への改築工事が始められる。次いで堀氏の時代には3重の天守が建てられ、城下町も形成され、北越後の中心拠点として整備される。更に1649年に入城した松平直矩により大規模に改修され、天守・櫓等が新たに造り直される。しかし1667年、落雷により天守等を焼失して以降は天守が再建されることはなかった。1720年以後は内藤氏が代々城主を務める。
明治に入り、城下の諸門や石垣は1875年までに解体・売却されるが、城跡一帯には竪堀・虎口などの遺構と、江戸時代の石垣の遺構が混在して残る。1960年、新潟県指定の史跡となり、1993年、国の史跡に指定される。
舞鶴城、本庄城の別名あり。
- 公共交通機関による
アクセス - JR羽越本線 村上駅から登城口まで
・まちなか循環(大回り)バス等で二之町下車、徒歩5分。
・まちなか循環(小回り)バス等で村上小学校前下車、徒歩10分。
・徒歩25分。
登城口から本丸まで山道を30分ほど。
- 100名城スタンプ
- 探訪記の該当部分
- 山形・新潟100名城(3)―村上城、新発田城
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