鮫ヶ尾城
さめがおじょう
続日本100名城 No.133
- 場所
- 新潟県妙高市宮内字城山(地図)
- 築城時期
- 戦国時代(16世紀前半)
- 築城主
- 上杉氏
- 主な城主
- 堀江宗親
- 分類
- 連郭式山城
- 遺構
- 郭、堀切、虎口、水場
- 概要
-
現在の新潟県妙高市にあった、約10万平方mに及ぶ越後国内屈指の大規模な山城。16世紀後半、川中島合戦を通して北信濃に勢力を拡大してきた武田信玄の動きに備えて築かれたとされる、上杉方の拠点山城の一つ。謙信死後に勃発した跡目争い・御館の乱において、城主である堀江宗親は上杉景虎側につき、景虎を鮫ヶ尾城を経由して関東に逃がそうと、景虎を城に引き入れる。しかしその後、宗親は寝返って退去し、上杉景勝軍の総攻撃を受けた鮫ヶ尾城は落城、景虎は妻子共々自刃して果てた。現在も米蔵跡からは、乱の時に焼けた米「焼き米」が出土する。
2008年、国の史跡に指定される。
- 公共交通機関による
アクセス - 妙高はねうまライン 北新井駅から斐太歴史の里 総合案内所まで徒歩40分。
案内所近くの登城口から本丸まで山道を30分ほど。
- 100名城スタンプ
- 探訪記の該当部分
- 山形・新潟100名城(5)―鮫ヶ尾城、高田城
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