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富士山

山麓ぶらり

安房勝山からの富士

2014年12月28日

今年の年末年始は青春18切符で鈍行列車に乗ってのんびりと国内を回ろうと考えていたが、さてどこに行こう――と思っていたところ、片道だけで青春18切符1回分の運賃がかかり、自宅のある川崎から2時間40分程度で行けるという、まさに青春18切符で行って下さいと言わんばかりの場所に興味をそそられて、行ってみることにした。

場所は、千葉県の西側にある安房勝山
千葉市から内房線で約1時間半行った所にある、房総半島南西部の海辺の街だ。
内房線安房勝山駅
内房線安房勝山駅

駅を出て海辺へ向かうと、かつて勝山城があった八幡山が出迎えてくれた。この山、勝山港のすぐそばにそびえていて、戦国時代には里見水軍の拠点となっていたという。
勝山城があった八幡山

しかし、この山の存在を知ったのはここに来たまさにこの時であり、今回の目当てはここではない。
ここの海辺から、東京湾を隔てた向こうに富士山が見えるというのだ。

富士山の見える所、どこでも行ってやろう。

という訳で、勝山の海辺に到着。
東京湾の向こうに見える富士山

おお、確かに見えるぞ、富士山!

しかし、絶好のコンディションとは言い難く、空にやや霞がかかっている。写真を撮ってみても、山裾が空に溶け込んでしまって、冠雪なのか雲なのか分かり辛い出来になってしまう。
東京湾の向こうに見える富士山
これらの写真も、ようやく富士山であることが分かるレベルにかなり補正してある・・・。

ちょっと角度を変えてみようと、八幡山の上にある大黒山展望台に登ってみた。天守があるようにも見える山だが、実際にあるのは天守を模した小さな展望台だ。
勝山港
先述したように、すぐ眼下に勝山港が見える。

勝山の農村風景
背後には農村の風景が見られた。

しかし、肝心の富士山は完全に霞の向こうへと消えてしまっていた。

帰りには京葉線沿いにある葛西臨海公園でやはり富士山を狙おうと考えていたのだが、これでは難しそうだ。

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