バス憧れの大地へ

世界への旅(旅行記)

香港(2014年)

赤柱(スタンレー) ~海辺のモダンな町並みとマーケット

2014年6月8日

3日目(最終日)。
午前中は赤柱スタンレー)を訪れた。昨日同様、中環(セントラル)の交易廣場からバスに乗り、昨日訪れたリパルス・ベイを通過して香港島の東南部へと向かう。 スタンレー・プラザから望むスタンレーの海
スタンレー・プラザから望むスタンレーの海

「次は、『赤柱廣場』」
バスのアナウンスが次のバス停を告げる。
[よし、ここで下りればスタンレーだな]
そう思った私は、「赤柱廣場」でバスを下りた。しかしそこは、「広場」という名前から連想されるような街の中心部ではなかった。「赤柱廣場」とは英語名で「スタンレー・プラザ」という4階建てのショッピングモールで、その名の付いたバス停はそのショッピングセンターの最上階に繋がる位置にあったのだ。スタンレーは海辺の街――即ち、その中心部はそこからビル4階分下ということになる。
ちょっと下りる場所を間違えてしまった訳だが、ショッピングモール内のエスカレーターを下れば目的地にはすぐ着けるし、建物の4階からスタンレーの海やヴィクトリア朝様式の美利樓マレーハウス)を望むこともできたので、これはこれで悪くなかった。

スタンレーのプロムナード
スタンレーのプロムナード
赤柱大街
モダンなマンションが並ぶ赤柱大街

香港は殆どどこもかしこも海辺で、赤柱もご多分に漏れず海辺の街だが、九龍や中環とはどこか様子が違う。モダンなマンションやレストランが建ち並ぶ景観が「リゾート」の雰囲気を醸し出しているということもあるだろう。それに加えて、ここには九龍や中環のような大通りが無いのだ。メインストリートの赤柱大街ですら、片側1車線しかなく、歩道の方が広いくらいである。海辺に伸びるプロムナード(遊歩道)の雰囲気もいい。都会のイメージの強い香港にあっては「オアシス的存在」と言ってもいい、ゆったりとした海辺の街だ。
余りよく覚えていなかったが、歩いているうちに記憶が蘇ってきた――ここは3年前、ラダックへ行く途中に訪れたことがあった。
スタンレーの海
丘の上に立つ観音像

そして、この街で一番の見ものは――早く来すぎてまだオープンしていない。せっかくプラザの最上階から下がってきたところだが、上の方にちょっと気になるものがあるようだったので、時間潰しに行ってみることにした。

プラザのエスカレーターを一番上まで上り、更にバスで来た道を少し戻ってみた。赤柱湾を見下ろす高台に建つは、観音寺。敷地の一角には、その名の通り、全身白色の、高さ数メートルにもなる観音像が鎮座していた。
20世紀後半創建と歴史があるものではないが、その穏やかな表情には何か引きつけられるものがある。この地の人々の、この海の“守り神”的な存在として、今後信仰を集めていくことだろう。

山の上から下りてきた午前10時。ようやくこの街一番の見どころである赤柱市場が動き始めた。衣服、履物、アクセサリー、鞄といったファッションの店が多いほか、日用品や土産物の店もある。また、絵画等の芸術品の店が多いのもここのマーケットの特徴だ。
しかし、やはり来る時間が早すぎた。道行く人々が余りにまばらである。ここは、午後から夕方に訪れるのが正解だろう

赤柱市場
赤柱市場
赤柱湾
船が多くなってきた赤柱湾

午前11時。湾の上がボートで賑わってきた。釣り船のように見えたが、何か採れるのだろうか。
赤柱の賑わいはまだまだこれからのようだったが、そろそろ引き返さないと――重ね重ね、一番いい時間を外してしまったのが悔やまれた。

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