バス憧れの大地へ

世界への旅(旅行記)

香港(2014年)

ビクトリア・ピーク ~曇った日曜日の夜景

2014年6月8日

最後に控えし行き先は、香港と言えば外すことのできない名所である香港随一の夜景スポット、ビクトリア・ピーク。何度も訪れているお気に入りの場所なのだが…
今回に関しては、余りテンションが上がらなかった。というのも、ビクトリア・ピークを訪れるには不利な状況が重なっていたのである。

1つは、曇り空。
頭の上が曇っているだけならいいのだが、この日は先ほどビクトリア湾で見たように、地上にまで霞がかかってしまっている。

もう1つは、日曜日であること。
以前土曜日にビクトリア・ピークに来た時に思い知ったことなのだが、土日はやはり観光客が多く、山頂に向かうケーブルカー(ピーク・トラム)が殺人的に混雑する。そして、ビクトリア・ピークから正面に見える中環(セントラル)はオフィス街で、土日になると窓明かりが極端に少なくなるのだ。

そんな懸念を抱えつつも、前へ進む。
まず、ビクトリア・ピークの殺人的な混雑だが、これを回避する手段は既に見つけていた。中環から山頂に向かうバスが出ているのだ(詳細はこちら)。
スター・フェリーで九龍から中環へ渡り、船着場を出てすぐ右へ行ったところに、「山頂」へ向かうバスのバス停が見つかった。そこでバスに乗って山頂へ向かったが、バスの中も外も混雑とは無縁で実にスムーズだった。ビクトリア・ピークが初めてだとか余程ピーク・トラムに執着があるとかでないのなら、こちらで行った方がいいのではないだろうか。

終点でバスを下りるとそこはもう山頂の展望台ピーク・タワーのすぐそばだった。
ビューポイントへ行ってみたが、空の曇り様は相変わらず。手前のビルはまだよかったが、中環の海側のビルはぼんやりとしか見えず、ビクトリア湾とその対岸の九龍に至っては完全に白い壁の向こうだった。
それでも、あたりが暗くなる頃には雲も少しは消えてくれた。ビクトリア湾と九龍もようやく白い壁の向こうから姿を見せる。九龍の新名所、天際100(スカイ100)が見える風景は私も初めてであり、ビルの壁面にニコちゃんマークが映し出される様子などを新鮮な思いで眺めていた。
ビクトリア・ピークからの夜景
この日のビクトリア・ピークからの夜景。やはり窓明かりが少ない
とはいえ、やはり日曜日だ。オフィス街の窓明かりの少なさは否めない。ネオンなどの装飾系の電飾は見られるものの、それだけでは“100万ドル夜景”の真骨頂と呼ぶには程遠い。ピーク・タワーの屋上には有料で上がることができるが、今日のコンディションで金は出せない。
とはいえ、スカイ100が見える風景を初めて見ることができたりしたこともあって、不満の中にもちょっとした満足感はあったのだ。
しかし、ベストコンディションで香港の夜景を見るためには、

  1. 土日には行かない。
  2. できれば夏場は避ける

この鉄則をしっかりと守っていこう。

帰りのピーク・トラムはそんなに待ち時間がかからず、15分ほど並んだだけで乗車することができた。窓明かりが少ないとはいえ、香港の夜景を間近に見ながら急勾配を下っていくのはやはりテンションが上がる。
夜中の香港空港
夜中の香港空港

各々の宿に立ち寄って荷物をピックアップし、MRTとエアポートエクスプレスを乗り継いで香港空港へ向かう。
キャセイ・パシフィックの夜行便で帰国。早朝に成田に到着したその足で勤務先に向かって旅を終わらせた。

実に8度目の香港だったが、それでも新しい発見はあった。

この街は、私を飽きさせることは無いかもしれない。

完

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