バス憧れの大地へ

世界への旅(旅行記)

アジア周遊第8部 カンボジア、ベトナム、ラオス

キエンスヴァイ、チョロイ・アンピル ~メコンとシルク織り

2007年10月27日

プノンペンの喧騒に早くもうんざりして、郊外に出向いてみた。

場所は、プノンペンから車で30分余のキエンスヴァイ。セントラルマーケット近くからバスで向かったが、途中下車で、地元の人に教えてもらわないと乗り過ごしてしまいかねない所だった。
メコン川
キエンスヴァイのメコン川
バスを下車してすぐマーケットが見えたので、入り込んでみる。暫く歩くとメコン川に行き着いた。なぜか以前ゴールデン・トライアングルで見た上流よりも水が濁っておらず、浮草が岸近くを覆っていることもあって狭く感じられ、同じ川の下流とは思えなかったが。間違いなくメコンである。
少し上流の方に目的地らしき見えたので向かってみる。幹線道路を外れて川岸の方へと歩くと、カンボジアの典型的な田舎の風景が左右に見える。まさしく、こういう風景を見たかったのだ。
やがて、少し賑やかになってくる。道の両側に軽食の露店が並んでいて、魚、エビ、果てはカメなど川の幸を焼いたものや果物などが売られている。
川にせり出すようにして並ぶわら葺き小屋
川にせり出すようにして並ぶわら葺き小屋
川辺には木を組み、わらで屋根をふいた風通しのいい小屋が、川にせり出すようにして並んでいる。折しも週末で、家族連れなどで賑わっている。彼らも私と同じように、プノンペンの喧騒から逃げてきたのだろうか。

キエンスヴァイからプノンペン側へ3、4kmほど歩き、チョロイ・アンピル村を目指す。こちらもどこにあるか分かりづらい。時間的にそろそろかな?と思ったところで、ちょうど飲みたいと思っていたRed Bullを売っている屋台を見つけた。品物を買ったついでに尋ねてみたら
「そこだよ」
と目の前にある門を指差して教えてくれた。

チョロイ・アンピル村
のどかなチョロイ・アンピル村
チョロイ・アンピル村のシルク織り
チョロイ・アンピル村のシルク織り

その門から村に入ると、「ガシャガシャ」という音があちこちから聞こえてくる。カンボジア名物のシルクの織物を作る機織り機の音だ。随分機械化されてはいるが、それでも手工業の部類に入る作り方である。村や村人もとても素朴で、伝統手工業はこういう所で受け継がれていくのだな、と感じた。

オートバイや自動車で溢れるプノンペンの公道
オートバイや自動車で溢れるプノンペンの公道
バイクタクシーのリレーでプノンペンに戻ると、再び地獄の喧騒の真っ只中である。オートバイや自動車の騒音がけたたましく、空気も排ガスで汚れている。

[見る物も見たし、次へ進もう…]

カンボジアはアンコール・ワットなどの歴史を感じさせる遺跡や、人々の素朴さがかなり気に入っていたのだが、この喧騒の首都プノンペンだけはどうも好きになれなかった。私が東南アジアに求めていた「癒やし」から、この街はちょっとかけ離れていた。
本気で「早く離れたい」と思いつつ、プノンペンでの、そしてカンボジアでの最後の一泊を迎える。

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